犬の病気対策マニュアル

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犬の輸血ってどうするの?献血や採血や供血犬の確保の仕方について

      2016/10/02

犬

■犬の輸血

犬にも輸血が必要な場合があることを、みなさんはご存知でしょうか。
人間と同じように、犬にも輸血が必要な場合があります。
輸血に関しては、動物病院で特に教えてもらうこともないですし、情報を得る機会がありませんよね。
しかし、実際に輸血が必要な事態になってから初めて知るのでは、遅いと思いませんか?
今回は、輸血の中でも主に献血についてお話ししていきます。輸血用の血液はどこから手に入れるのか、献血の仕方や供血犬の確保などについてくわしく書いていきますので、参考にしてください。

●犬の血液について

人間の血液型といえば、A型B型AB型O型ですよね。
それじゃぁ、犬にも血液型はあるのかという疑問もあると思います。
実は、犬にも血液型はちゃんとあるんですね。
犬にも9種類の血液型があるといわれています。
ちなみに世界では13種類に分類されています。

・血液型が違っても輸血はできるの?

結論から言うと、血液型が違っても犬の場合は輸血をすることができます。
しかし、一度輸血したことのある犬や妊娠したことがある犬になると話は変わります。
一度輸血したことがある犬にはその時にした血と同じ型の血液を輸血しなければいけません
血液型が違うと拒絶反応が出てしまうことがあるんですね。
そういう場合は、血液型が一致するかというクロスマッチテストというものを行います。
一度輸血したことがある場合は、その時の血液型を記録しておくといいかもしれませんね。

・輸血が必要な時って?

主に貧血の症状がひどい場合に輸血が必要となります。
例えば、腎臓病や悪性腫瘍などの病気が原因で貧血の症状がひどい場合、交通事故などの大量出血により貧血がある場合などがあります。
また、大きな手術が控えていて、その手術により大量出血が予想される場合にも、事前に輸血が必要となることがあります。

・輸血用の血液はどこから手に入れるの?

犬

輸血用の血液は、健康な犬の血液を採取することで確保します。
主に大型犬や中型犬から採取されます。人間と同じように、献血が必要なのです。
しかし、残念ながら犬には、輸血用の血液を保存しておく血液バンクというものがまだまだ普及していません。
存在はしているのですが、その数はとても少なく、採取した血液を保存できる場所が限られているのです。
したがって、健康な犬から採取した血液は、すぐに患者の犬に輸血する必要があります。輸血が必要になってから、輸血用の血液を採取するのです。

・供血犬の確保

しかし、輸血が必要な状況になってから、供血犬(血液を提供してくれる犬)を探していては到底間に合いません。
輸血を必要としている状態とは、とても危険な状態である場合が多いのです。
そのため、動物病院では供血犬として大型犬が飼育されていることがあります。
もちろん輸血のためだけに飼われているのではありません。
きちんとかわいがられて、看板犬のような役割をしていることも多くあります。
また、動物病院に通っている健康な犬に、供血犬として登録してもらうこともあります。輸血が必要な場合になったら、連絡をして採血させてもらうのです。

・献血の仕方

献血は、首にある太い血管から行われます。
普通の注射針よりも少し太めの注射で採血をします。
採血量は、体重や輸血に必要な量によって異なります。
採血が終わったら、皮下に点滴をして水分補給をしてから、終了となります。

■さいごに

健康な状態の時は、輸血のことなんて考えもしないことでしょう。
しかし、いつ輸血が必要になるのかは、誰にもわかりません。
愛犬がそのような事態になる前に、しっかりと調べて正しい情報を得ておきましょう。

関連記事になります。合わせて御覧ください。
犬の輸血の方法や効果。供血犬の確保や血液の適合も大切です





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