犬の病気対策マニュアル

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犬の痙攣発作の正しい対処法と対応を解説

      2016/10/02

犬

愛犬が突然、体をこわばらせて痙攣するとびっくりしますよね。
しかも数分も続いてパニックになってしまう飼い主さんもいるそうです。
しかし、どれだけ冷静に対応できるかが治療に大きな影響を与えます。
今回は痙攣の原因と正しい対処法をまとめました。

■痙攣発作がおこる原因と症状

痙攣発作が起こる原因と症状について解説していきます。

◇痙攣発作の代表「てんかん」

犬

痙攣と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「てんかん」という病気ではないでしょうか。人にもおこるこの病気、実は犬にも高い確率で発症しています。

【原因】

異常な脳波が一番大きな原因です。脳に先天的な問題があったり、脳の損傷、脳腫瘍など、脳自体の問題が脳波異常のきっかけになります。

また、肝臓や腎臓に疾患がある時も発症しますし、ストレスに弱い犬や低血糖症の子犬などもてんかん発作を起こすことがあります。

原因不明の場合もありますが、多くは遺伝的な問題ではないか、と言われています。

【症状】

痙攣は突然おこります。四肢を強張らせてバタリと倒れ、痙攣しながら泡を吹きます(嘔吐しているようにも見えます)。
意識を失い、失禁や排便してしまう犬もいます。

この状態はおおよそ30秒~数分続き、発作が治まるとなにごともなかったのかのように普通に戻る犬がほとんどです。

【治療】

病気が原因の時は、その治療が最優先になります。
病気に掛かっている疑いがないのに発作が繰り返される場合は抗てんかん剤を使います。

■痙攣している時の対処法と対応

犬

ここでは痙攣発作をした沖の対処法と対応について解説します。

◇正しい対処法や対応について

犬が痙攣した時は、まず、飼い主が落ち着きましょう。そして次のように対応してください。

1. 犬の安全を確保する

痙攣した犬がぶつかる物、倒れてくる可能性がある物を除去してください。また、段差がある場所では落下しないようにしてください。犬に触れないほうがいいのですが、やむを得ない場合は、必要最低限の移動にしてくださいね。

2. 痙攣している時間を計る

痙攣の継続時間は必ず計ってください。

3. 痙攣中の状態をメモする

四肢の強張り方、全ての足が痙攣していたかどうか、泡を吹いたか、失禁したか、排便したか、意識を失っていたかなど、できるだけ細かく状態をメモしてください。携帯電話などで動画を撮影するのもひとつの方法です。

4. 痙攣前の状況をメモする

犬によっては、痙攣する前に挙動不審になるケースがあります。
些細なことでも構いません。
いつもと違うな。ちょっとおかしいな、と思うようなことは全てメモしておいてください。

物陰に隠れる、頭を振る、手足を変に動かす、よだれの量が増えるなど、なにか前触れと思えるような行動がある場合は、今後の発作対策に有効ですので把握しておきたいですね。

◇NG行為

犬

ここでは痙攣時にやってはいけない対処法や対応を解説します。

[1]犬を抱き上げたり、犬の体をゆする

痙攣している犬に触れないでください

[2]犬の口に物を入れる

舌を噛みそうだから、といって口にガーゼや棒を入れるようなことはしないでください。

[3]大声を出す

大声で名前を呼んだり、飼い主が悲鳴をあげるなど興奮した態度をとらないでください。

これら3つは絶対にしないでください。あくまで冷静に、状況把握に努めてください。
てんかんが死亡に繋がることはほとんどないと言われていますのでパニックにならないようにしてくださいね。

■チェックしたい痙攣以外の症状

犬のひげ

痙攣した時、他の症状があった場合は「てんかん」による痙攣ではない可能性があります。
嘔吐・発熱・下痢・食欲減退・異常なよだれ・意識混濁など、痙攣以外の症状がある場合は、ウイルス性の病気や熱中症、腎臓疾患が進行した状態などが疑われます。

もし、カゼのような症状が続いた後に痙攣したり、熱中症のような症状がみられたり、飲水量が異常に増えて尿に異常がみられているような場合は緊急を要する場合があります。

具体的には、ジステンパー、熱中症、尿毒症、中毒などの症状にも痙攣が含まれます。
感染症の場合は他の犬にうつしてしまう可能性もあります。多頭飼いしている方は特に注意が必要です。

■動物病院で伝えてほしいこと

犬

動物病院では次のことをできるだけ正確に伝えてください。

(1)発作が続いた時間
(2)発作が起こっている時の様子
(3)発作後の様子
(4)発作が起こる頻度
(5)痙攣以外の症状の有無
(6)痙攣以外の症状がある場合は「いつから」「どんな症状が」「どれくらい続いているか」
(7)遺伝的疾患があるかどうか(親や兄弟になにか疾患があると解っている時はそれを伝えてください)

状況や症状といった情報をできるだけたくさん正確に把握することで適正な治療が受けられます。
また、次の痙攣発作を予測したり、その時の対処法について具体的にアドバイスを受けられます。

日頃から犬の状態を観察することが健康管理の基本です。
飼い主だから気付く異常や、病気の予兆というものもあります。
こうしたことをできるだけ早く、正しく、多く把握することで、痙攣などの症状に適切に対応することができるようになります。

場合によっては命に関わる病気に感染している可能性もありますので、痙攣の正しい対処法を覚えておいて、焦らず、冷静に向き合って治療を受けさせてあげてください。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
犬が急に痙攣を起こしたらびっくりしますよね。
痙攣は一時的なものもあります。
一時的なものならば少し様子見て病院に連れていくことも可能でしょう。
その時に今回紹介した対処法を試して頂けたらと思います。

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