犬の病気対策マニュアル

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犬の皮膚にできもの!ニキビ?皮膚病?原因は何?

      2017/01/12

犬

愛犬の顔や耳にポツリとできものができた。ニキビみたいなものがある。
これは皮膚の病気?潰しても大丈夫?薬を塗るの?原因は?不安になるけれど、小さなニキビひとつで病院に行く?など、悩むポイントは多いと思います。

犬の皮膚トラブルは多くみられ、高温多湿という日本の気候が原因だったり、ダニが原因だったりさまざまで、対応法も違ってきます。

今回は、代表的な皮膚トラブルをまとめてみました。

■できものじゃなくて寄生虫「マダニ」だった!

目の周り、耳の付け根、肩、前足などに小豆大のふくれたものがある。できものかな?と思ってよく見たら「マダニ」だった、という例があります。

マダニは体長3~4mmくらいですが、動物の血を吸うと三倍以上に膨らみます。小豆のような大きさと色をしたものが付いていたら、マダニの可能性があります。

◇原因

マダニが生息している所を通ることで寄生されます。草や木が多いところ、芝生や植え込みなど、マダニの生息域は非常に広く、散歩中に寄生されるケースがよくあります。夏場に増殖するので、夏の散歩は注意してください。

◇症状

血を吸われます。数が少なければ大したことがありませんが、多数寄生すると貧血になります。また足に多数のマダニが寄生して、足を引き摺りながら歩く、というケースもあります。

かゆみを伴うので頻繁に掻き、皮膚を傷付け、傷口から別の感染症にかかるケースもあります。

さらにマダニの中にバベシア原虫が寄生していることがあり、マダニが噛み付いた傷口からバベシア原虫が体内に入りこんで犬がバベシア原虫に寄生されてしまうケースがあります。バベシアは赤血球を栄養源にします。大量に寄生すると、酸素を全身に運ぶ役割をする赤血球が機能せず、貧血を起こします。

◇治療

マダニを犬の体から離すという物理的な方法で駆除します。
血を吸っていると大きく膨らんで肉眼で確認できるので、ピンセットで頭を固定し、頭が残ってしまわないよう慎重に真っ直ぐ引き抜きます。

この時、マダニを潰さないように注意してください。潰してしまうと、マダニに寄生しているバベシア原虫が外にでてしまい感染する危険が高まります。

夏は散歩する場所を選び、ブラッシングなどのケアをまめに行い、見付けた時はすぐに取り除くよう注意してください。

■ニキビダニ症

犬1

アカルス、毛包虫症ともいわれます。
発症すると完治するまで3か月以上かかるケースもあり、犬にも飼い主にも負担が大きい皮膚病です。

◇原因

ニキビダニという小さなダニが毛根に多数寄生することが原因です。
母犬の乳を吸う時期に母犬から子犬にうつるケースが多いと言われています。ほとんどの犬が普通に持っているダニですが、子犬やシニア犬など、抵抗力や免疫力が弱い犬の場合、ニキビダニが繁殖して症状が出てきます。

◇症状

まず、口、下あご、目の周り、前足などに小さな脱毛が起こります。
徐々に脱毛が広がり、脱毛した部分の皮膚に赤いできものができます。
かゆみは少ないのですが、ただれてきます。ただれた場所に細菌が入り込むと膿皮症になり、強いかゆみが現れます。

◇治療

抗生物質を飲んだり、注射をして治療します。
全身に広がっている場合は完治に時間がかかります。
特に、膿皮症など二次感染を起こすと、つよい痒み、引っ掻いた傷の痛み、膿などが原因で強いストレスがかかり、不眠になったり、吠える、触れられるのを嫌がって暴れるなどの症状が出て、別の病気に感染したり体調不良が続くリスクが高まります。
初期状態で治療を開始し、短期間で治してあげたい皮膚病です。

■膿皮症

犬

これは皮膚にいつもいる常在菌が原因になる皮膚病で、犬の皮膚病でかなり多く例がみられます。シー・ズー、チン、パグ、ブルドッグ、ボクサー、ボストン・テリア、などの短頭種やジャーマン・シェパードなどがかかりやすい、と言われていますが、体力や免疫力の低下、加齢などが原因でどんな犬でもかかる可能性があります。

◇原因

黄色ブドウ球菌の増殖が原因です。
進行すると、緑膿菌などの悪性の細菌が繁殖して悪化し、治療が長引きます。

◇症状

まず、皮膚の表面に赤い発疹、できもの、ブツブツが現れます。これが徐々に広がっていき、中心部が真っ黒に変色します。

強いかゆみがあり、頻繁に掻くので皮膚が傷付いたり、脱毛したりします。

掻くことで傷ができ、傷口から細菌が侵入して膿み、悪臭がしたり、発熱などの症状が出てくることもあります。

◇治療

酷い場合は、抗生物質を飲んだり、塗ったりします。日頃から清潔にすることが大切です。

・シャンプーを使って定期的に皮膚を洗う
・食後に必ず口の周りなどを拭く
・散歩から帰ったら足をきれいにする
・寝床を清潔にし、湿気が多い状態にしない

こうした日頃からのケアを大切にしてください。膿皮症が進行して別の病気に感染する可能性もありますので、早期発見、早期治療が欠かせません。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
犬によくみられるできもの、ニキビについて代表的な病気を挙げてみました。
これ以外にもイボのようなものであったり、しこりだったり、できものはいろいろです。

イボの場合は、勝手にポロリと取れてしまうものもあったり、悪性のものでガンに進行するものなどさまざまです。
ピンクなら大丈夫、と言われたりしますが、見た目や感触で良性・悪性は判断できません。

皮膚のトラブルは進行すると長期間の治療を伴うケースがあるので、不安を感じたらすぐに動物病院でみてもらいましょう。治療が長期間におよぶこともありますが、根気よく続けて完治を目指してください。

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