犬の病気対策マニュアル

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犬の下痢が続く原因の病気5選!嘔吐や血便もある!

      2016/10/02

犬

◆犬が下痢が続く時の病気

最近、犬が下痢気味なんだけど体調が悪いのかな?

犬が下痢が続く時に考えられる病気って何かな?

なんてことを思ったことはありませんか?

犬が体調を崩した時にあらわれる症状の一つに、下痢があげられます。

ただ下痢をするからと言って必ず病気とは限りません。

例えば、餌の食べすぎや食べ物が合わなかったり、もしくはストレスなどで下痢をする場合もあります。また血便を伴うことがあります。

下痢をする場合は、直前の犬の行動を確認することが大切です。

便の様子は、体調管理のバロメーターともいえます。

散歩のときなど、必ず毎日チェックしましょう。

ここでは、犬が下痢をしたときに疑われる病気などについてご紹介します。

 

①消化不良によるもの

犬

食べ過ぎや、消化に良くないものを食べさせた場合に、よく下痢をします。

人間と同じように、犬もお腹をこわすのです。

ただ、犬は自分で食べるものを管理することができません。

与えられたものを与えられただけ食べます。

犬に満腹中枢がないわけではないですが、その働きはとても弱く、食べられるときに食べておかなければならないという意識の方が強いのです。

飼い主がしっかりと管理してあげて、食べ過ぎることのないように注意しましょう。

 

●食べ過ぎなどが原因の場合の対処法

嘔吐などの下痢以外の症状が伴わない場合には食べ過ぎなどが原因の場合があります。

食べすぎなどが原因と思われる場合はまず絶食をさせることを優先します。

絶食をしたり、下痢止めの薬を飲ませて1日様子を見ましょう。

1日様子を見て下痢が治まるならば特に問題はありません。

またその時に下痢が続いた場合に脱水症状になる危険性があるので水分は必ず飲ませるようにしましょう。

水をあまり飲まない場合には、うまみ成分がある出汁を取った水を飲ませることで飲むようになる場合があるので試してみてください。

1日様子を見ても下痢が止まらない様であれば動物病院に行くことをおすすめします。

何か他の病気にかかっている可能性もありますので。

 

②寄生虫による感染症

寄生虫には主に体の表面に寄生する外部寄生虫と、腸や体の内部に侵入する内部寄生虫とがいます。

外部寄生虫はノミやダニなどが代表です。

犬の下痢を伴う場合は内部に寄生する内部寄生虫が原因になります。

寄生虫がついてしまったときに下痢をする場合には、便検査をすればすぐにわかりますので、下痢をしたら便をもって病院へいきましょう。

寄生虫がいれば、それに対応した薬が処方されます。

主には駆虫薬の投与になります。

早期に投与することにより完治が早くなります。

治療が遅れると寄生虫が増えて完治も遅くなります。

子犬が規制された場合は発育障害などを起こす場合もあるので注意が必要です。

しかし、正しく服用すればすぐに改善されますので、心配することはありません。

寄生虫にかからないようにするには、外に落ちている便をなめたりしないことです。

寄生虫に感染した便を口に入れることで、うつってしまいます。

便を食べなくても、鼻をくっつけてにおいを嗅ぎ、その鼻を舐めることで感染する場合もあります。

また人間に感染する寄生虫もあるので注意が必要です。

ここでは内部寄生虫の代表的なものをご紹介します。

 

・回虫症

回虫とは、白いミミズの様な寄生虫になります。
消化器系に寄生をし、犬の寄生虫で多く見られる病気になります。
子犬にもよく感染するので注意が必要です。
腸内で孵化と成長を繰り返します。
成犬の場合には、感染しても成虫にならずに症状が現れない場合もあります。
原因としては二つあります。
回虫症に感染している犬の便を食べてしまう場合と母犬からの胎盤感染になります。
症状としては、嘔吐と下痢が主になります。
回虫が腸内で育つために栄養を取られるようになるので子犬の場合には発育が遅れる場合があります。
また腸内で回虫が大量に寄生している場合は腸内を詰まらせて腸閉塞になる場合もあります。
治療法としては、駆虫薬の投与になります。
駆虫薬を投与して2週間様子を見て、まだ死滅していないようであれば再度投与します。
それを繰り返し完全に死滅したら完治になります。
子犬に感染すると発育障害になることもあるので早期に動物病院にいくことをおすすめします。
ちなみに回虫症は、人間にも感染します。
人間に感染した場合には発熱や咳の症状が出ます。
回虫症に感染している犬の便を扱う場合にはビニールの手ぶくろを使ったり、手洗いをしたりすることが大切になってきます。
注意しましょう。

 

③ウイルスによる感染症

犬

寄生虫の他にもウイルスに感染することにより下痢を起こす場合があります。
特にウイルスの場合は下痢に伴い嘔吐もすることが多いです。
下痢をして嘔吐もする場合には注意が必要です。
ちなみにウイルスの感染経路には主に4つがあります。

1、 空気感染

ウイルスに感染している犬の咳やくしゃみなどで感染することを空気感染と言います。
犬込みを避けることが予防の手段になります。

2、 経口感染

ウイルスが付着している物に触れることにより感染することを経口感染と言います。
ウイルスに感染している犬が遊んだボールで感染していない犬がそれをくわえて感染するなどの場合をいいます。
多頭飼いをしている場合で1頭がウイルスに感染した場合には隔離が必要になり、室内の除菌が経口感染をしないために大切なことになります。

3、 接触感染

ウイルスに感染している犬に接触をすることにより感染します。
これもできるだけ犬込みを避けることにより予防できます。

4、 母子感染

母犬がウイルスに感染している場合に母乳を通して感染することを母子感染と言います。
主に子犬への感染経路になります。

 

下痢を伴うウイルス

次に、下痢を伴う主なウイルス感染についてご紹介します。
こちらもご覧ください。
犬の予防接種は必ず受けなければいけません!狂犬病、感染症の予防接種についてのまとめ

 

・ジステンパーウイルス

犬のウイルスでは有名なのがジステンパーウイルスになります。
伝染力が強く、死亡率も高い恐ろしいウイルスになります。
1歳未満の子犬が発症しやすくなっていますが、成犬でも感染する場合もあります。
ジステンパーウイルスに感染すると5日前後で症状が出てきます。
初期症状としては発熱や下痢や食欲の低下です。
しかし、成犬の免疫力がある健康な犬ならば数日で症状が治ってしまうのでジステンパーウイルスに感染したことすらわからないことがあります。
しかし、免疫力が弱い犬、他の病気にかかっている犬、子犬などがジステンパーウイルスに感染すると症状が悪化することになります。
主な症状としては、発熱や下痢や嘔吐や血便や咳や食欲不振などがあります。
他にも角膜炎や結膜炎などにより目やにが出てくる場合もあります。
目やにや鼻水には膿の様なものが混ざることも一つの特徴です。
さらに悪化するとジステンパーウイルスが脳にまで広がる場合があります。
脳にまで広がると神経症状を伴ってきます。
興奮したり、てんかんの様な症状を起こしたり、ぐるぐる回転したりの症状が出たら注意が必要です。
時には下半身が麻痺して歩行障害が起きる場合もあります。
ジステンパーウイルスに感染した犬の2割くらいが神経症状を起こすと言われています。
イヌジステンパーウイルスの治療法は今のところありません。
犬の体力を落とさない様にしたりして自然治癒に任せるしかありません。
治療法がないために一番は予防することが大切です。
今ではワクチンがありますので必ず接種することをおすすめします。
今では、ジステンパーウイルスの単独の予防接種だけではなく3種混合や5種混合など他のウイルスとの合わせての予防接種がありますので合わせて接種するといいでしょう。

・コロナウイルス性腸炎

犬のウイルス性腸炎の一つになります。
子犬や幼犬がコロナウイルスに感染すると重篤になる場合が多くなりますので特に注意が必要です。
成犬の場合には無症状の場合も多いです。
イヌコロナウイルスはとても感染力が強く、犬の集団に一頭でも感染している犬がいた場合には短時間で感染してしまうという怖いウイルスです。
コロナウイルスの場合には下痢を伴うことが多いので経口感染に注意が必要になります。
症状としては、食欲不振や下痢や嘔吐する場合が多いです。
下痢の場合はオレンジ色の悪臭の強い軟便から次第に水っぽい下痢に変わっていくことが多いです。
脱水症状になる場合もあるので水分補給には注意しましょう。
治療法は今のところありません。
対処療法に安静にすることが一番になります。
安静にしていると7日から10日くらいで回復に向かうようになります。
コロナウイルスだけの感染だと軽症で済む場合もありますが、パルボウイルスが合併した場合には重篤になる場合もあります。
死亡率も高まるので注意が必要です。
今のところコロナウイルスの予防ワクチンは作られていません。
犬の免疫力を高めて、できるだけ犬込みに行かないことが一番の予防になっています。

 

・パルボウイルス性腸炎

パルボウイルス感染には二種類あります。
一つが離乳期以降に感染する腸炎型。
生後3週間から9週間くらいに感染する心筋炎型があります。
腸炎型の方が広く発症し、重要になってきます。
症状は、まずは激しい嘔吐になります。
その嘔吐の後に下痢になります。
最初は灰白色の下痢ですが次第にドロドロとした粘液状の便になるのが特徴です。
また血液が混ざる場合もあるので赤っぽくなることもあります。
嘔吐と下痢が続き最悪の場合は1日から2日で亡くなってしまうこともある怖い病気になります。
感染経路は主に便や嘔吐物による経口感染になります。
また9週間までの子犬には母犬からの抗体があるので感染しにくいですが、10週目以降の抗体が切れた頃に感染し出してしまいます。
前述しましたが、子犬の場合には1日から2日で80%から90%が死亡します。
成犬でも20%から30%が死亡すると言われています。
パルボウイルスの治療法は今のところ確立されていません。
嘔吐が激しいのでパルボウイルスに感染している場合は絶食をすることになります。
死亡率は高いですが4日間生存した犬はその後は回復に向かう傾向があります。
感染してから2日間が山場といえます。
パルボウイルスには予防ワクチンがあります。
生後9週目までは抗体があるので、できるだけ抗体がある期間に予防接種を受けるようにしましょう。
生後6週間から9週間の間に受けることをおすすめしています。
パルボウイルスはとても強力なウイルスで体の外に排出されても1年間くらいは生きているといわれています。
二次感染や三次感染を防ぐ意味でもウイルスが発生した犬の行動範囲の場所の消毒は念入りにする必要があります。
市販されているアルコールなどの消毒剤ではほとんど効果が無いといわれています。
詳しくは動物病院で獣医師に相談することをおすすめします。

④内臓の病気

口臭

膵炎や胃炎、腸炎など、内臓の病気でも下痢をすることがあります。

このような病気の場合は、嘔吐や食欲不振、元気がないなどの症状も伴いますので、愛犬の様子をよくみて、病院に行きましょう。

何回も便をする、便がでにくい、血便が続く、などの症状がひどい場合は、肛門や腸の腫瘍なども考えられます。

早めの受診が大切です。

・急性腸炎

急性腸炎は激しい下痢が特徴です。
水の様な激しい下痢と嘔吐を繰り返します。
重症になったり、大腸が原因の場合は血便が出る場合があります。
激しい下痢が続くので脱水症状にならない様に気を付けることも大切です。
原因としては細菌、ウイルス、寄生虫、異物などが考えられます。
治療は対処療法になります。
細菌が原因ならば抗生物質の投与になりますし、異物を飲み込んだ場合には手術をする場合もあります。
脱水症状になることが多いので水の様な下痢が続くときには水分補給にはくれぐれも注意しましょう。
急性腸炎が慢性化するとによって慢性腸炎になる場合があるので注意が必要です。

・慢性腸炎

慢性腸炎は、急性腸炎が治りきらず慢性化することによりかかる病気になります。
急性腸炎とは違いそこまで激しい下痢はしません。
周期的に下痢と嘔吐をする様になります。
周期的に下痢を起こすので元気が無くなり体重も徐々に落ちていきます。
また多飲多尿も特徴の一つになっています。
急性腸炎からの慢性化以外にストレスや不安が原因になっている可能性があるので生活環境等を一度見直してみましょう。
治療方法は急性腸炎とほぼ同じです。
また炎症を抑えるために副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の投与をして対処します。
しかし、根治は中々難しく気長に治療することが大切になってきます。

・急性腎不全

様々な要因で腎臓が機能しなくなった状態をいいます。
症状は嘔吐や下痢などを起こします。
腎臓が機能していないので老廃物をろ過できていないために老廃物が毒となって体内を回って尿毒症になる場合もあります。
重篤になるとけいれんを起こしたり、昏睡状態に陥ったりします。
急性腎不全の原因は、急性腎炎やネフローゼ症候群などの腎臓の病気によって起こります。
嘔吐や下痢が激しいので治療法としては輸液でミネラルの補給を行ったり、栄養補給を行ったりします。

こちらもご参考ください。
犬の腎臓病の症状。急性腎不全と慢性腎不全で症状が違います

 

⑤異物を飲み込んでしまった場合

おもちゃや小さなものを飲み込んでしまう犬も少なくありません。

このような場合も下痢をしたり、逆に便がでない場合もあります。

本当に小さなものなら、腸を抜けて便の中に出てくる場合もありますが、大きなものや形が複雑なものは、腸の中で詰まってしまうことがあります。

腸閉塞になってしまうと、手術をしなければいけません。

そうなってしまう前に、飼い主による十分な注意が必要です。

異物を食べる癖がある犬のまわりには物を置かないこと、もし何か飲み込んでしまった場合はすぐに病院へ行きましょう。

時間との勝負ですので、無理やり吐かせることができるかもしれません。

ちなみに、犬は骨を消化できません。

骨付きの鶏肉などを丸呑みしてしまった場合も受診しましょう。

犬の腸閉塞の症状や原因や治療法。初期症状や手術費用も解説

 

◆さいごに

 

下痢をしたからといって必ずしも病気とも限りません。

むしろ病気じゃない場合が多いです。

しかし、下痢に伴い嘔吐や発熱や他の症状が現れてきた時には注意が必要です。

特に感染力が高いウイルスにかかっている場合も考えられます。

ウイルスに感染していまった場合には命に関わる病気の可能性もありますし、他の犬にうつしてしまう危険性もあります。

下痢の他に他の症状がみられる場合にはできるだけ早く動物病院に行くことをおすすめします。

下痢という症状だけでは、病気を特定することはできません。

しかし、何らかの体調不良であることはわかります。

毎日の便の様子をしっかりとみて、万が一のときに備えましょう。

 

参考記事になります。合わせて御覧ください。

犬の下痢が止まらない!繰り返す!原因と考えられる病気5選

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