うんちが出ない 便秘になる

犬のうんちが固い!でない!原因と考えられる病気とは

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■愛犬のうんちが固い!でない!便秘になった?

犬はふつうに生活していたら、まず便秘にはなりません。
健康な犬は毎日、朝と夕方2回程度排便があります。
便秘になるとしたら、何か原因があると考えられます。
その原因には何があるのでしょうか。

●病気でないもので考えられる原因

病気が原因ではなく、犬のうんちがでない原因について考えてみます。

・食べ物

最近、手作り食の流行でドッグフードではなく、人間が食べる、お肉や野菜などの食材を使って愛犬の食事を手作りする人が増えています。
でも、腸の働きを助ける繊維質のたべもの(さつまいも、キャベツ)を毎日たくさんあげていると、逆にうんちが固くなって便秘になることもあります。
また、飲む水の量が少なくてもうんちの水分がなくなって固くなります。
飲み水はつねに新鮮なものをたくさん用意しておきましょう。

・生活環境

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犬の性格によって、トイレがきれいな状態でないと排泄を拒否する犬もいます。
とくに神経質な犬に起こりやすいです。
トイレは使ったら毎回片付け、消毒薬を使ってきれいにふき取りましょう。
また、トイレのあった場所を変更することや、環境が変わることでもストレスから便秘になることもあります。

・肛門周りの毛が伸びてきた

毛の長いトリミングが必要な犬種は、肛門周りの毛がのびて、うんちといっしょに絡まり、その毛が固まると、肛門がふさがれ、排泄できなくなることがあります。
肛門周りの毛が絡まっているのを見つけたら、ひっぱったりせずに蒸しタオルでふやかしてから柔らかくし、すっきりと短くカットしてあげましょう。

・異物を飲みこんだ

おもちゃやビニール、落ちている木や石を飲みこんだことによって腸がつまり、程度によってうんちが出なくなり、吐いたり元気や食欲がなくなったりすることがあります。
重症でぐったりとしてきた場合は、外科手術で腸の中の異物を取り除かないといけないので、すぐに病院に行かなければいけません。
とくに子犬はなんでも口にいれてしまうので、犬が飲みこめそうな大きさのものはそばに置かない、部屋の中を片付けるなどしておくことが大切です。

●病気で考えられる原因

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続いては病気が原因で犬のうんちがでないケースになります。

・肛門嚢炎(こうもんのうえん)

犬の肛門の左右の下側に、肛門嚢とよばれる2個の小さな袋があります。
この袋の中には、臭いの強い分泌液が入っていて、これが犬のうんちと一緒にだされることで、マーキングになるといわれています。
初対面の犬どうしがお尻の臭いを嗅ぎあうのは、そこから相手の犬の情報を読み取っているのです。
この肛門嚢が、細菌に感染すると分泌液が出せずに袋の中にたまり、肛門嚢が化膿することがありあす。
これは、とくに小型犬で、うんちと一緒に分泌物を外に出せない犬にもおこります。
そうなってくると、犬はうんちを出すときに強い痛みを感じるので排便ができなくなります。
これを予防するには、定期的に肛門の分泌物を人間の手によって絞り、外に出してあげなければいけません。

・前立腺肥大(ぜんりつせんひだい)

老犬に多くみられる病気で、症状としてでていなくても50%のオスの前立腺は肥大しているといわれています。
前立腺が大きくなると、近くの尿道や直腸を圧迫することがあり、それが原因で便秘になることがあります。
年をとって精巣ホルモンがきちんと分泌されなくなることが原因だと考えられます。
前立腺の肥大や、軽い便秘だけなら食餌療法やホルモン治療、去勢手術で対処しますが、重い症状の時、前立腺を取り出す手術をしますがこれはとても難しいといわれています。

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■考えられる原因は様々

いかがでしたでしょうか?
そのほかに、脊髄の異常である椎間板ヘルニアでも下半身のまひによってうんちをすることができなくなったり、交通事故などで骨盤を骨折したり、先天的に肛門が閉じている病気もあるようです。
うんちが固い場合は生活や環境を見直し、うんちが全くでない方の便秘は甘くみず、早めの病院受診をしたほうがよさそうです。

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