犬の病気対策マニュアル

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犬のフィラリア症!症状や原因や治療法を徹底解説

      2016/10/02

犬

犬のフィラリア症は蚊が媒介する寄生虫フィラリアが原因の病気です。蚊に刺されなければ感染しませんが、刺されない環境を作ることは困難ですよね。

フィラリアの成虫は心臓や肺動脈に寄生するため、寄生されてしまうと完治させることは不可能とも言われています。今回はこのフィラリアの症状や原因、治療法について解説します。

■犬フィラリア症の原因はなに?

犬のフィラリア症は、フィラリアという細長いそうめんのような寄生虫が心臓や肺動脈に寄生することで発症します。

フィラリアの成虫はオスが約20cm、メスが約30cmあり、例え数匹でも心臓の機能を阻害したり、肺動脈の血流を悪くします。また、寄生することで心臓や血管の壁を傷付け、ボロボロにしてしまいます。

フィラリアは複数の成長段階を経ることと、犬→蚊→犬というように異なる生物の中で成長するのが特徴です。

(1) フィラリアに感染している犬(以下、感染犬)の体内でフィラリア成虫(メス)が「ミクロフィラリア」を産む
(2) 蚊が感染犬の血を吸うことで、ミクロフィラリアが蚊に移行する
(3) 蚊の中でミクロフィラリアが第1期幼虫から第3期幼虫に成長する
(4) 蚊が犬の血を吸った時、吸血針から犬の体内へ第3期幼虫が移行する
<第3期幼虫が犬の体内に入ることで「感染が成立」する>
(5) 犬の体内に入った第3期幼虫は約2週間で第4期幼虫になる。感染から約2~3か月で第5期幼虫になり、感染から約半年経つと成虫になる。筋肉や脂肪の中で成長した幼虫は最終的に心臓や肺動脈に達して成虫となり、オスとメスが揃うとメスがミクロフィラリアを産むようになる

100%蚊に刺されない環境を作り出すことができれば感染の心配はありませんが、それは困難です。毎年、予防薬を服用することで成虫から愛犬を守りたいですね。

■犬フィラリア症の症状はどんなもの?

子犬

初期の症状としては、運動をした時に軽く咳き込む、というものです。心臓や肺動脈に寄生するフィラリア成虫の数が増えると血流が悪くなり、酸素を十分に取り込めなくなって咳が出ます。

だんだんと運動を嫌がるようになり、食欲があっても体重が減っていくようになります。また、毛艶が悪くなり、脱毛することもあります。

症状が進行していくと咳き込む頻度が高くなり、腹部に水が溜まり始めます。始めは「太ったかな?」と思う程度ですが、明らかにおかしい、とわかるまでに腹部がパンパンに膨らみます。

末期になると胸部にも水が溜まり、なにかを吐き出そうとするような激しい咳、貧血・呼吸困難・失神・心臓肥大・肝硬変といった症状が見られるようになります。

末期まで来ると、心臓や肺動脈内には成虫が溢れています。場合によっては団子状になって心臓の機能を阻害したり、血管を塞いで血流を悪くしています。

全身の臓器に血行不良による機能障害が出るほか、突然意識を失って死に至る危険もあります。

■犬フィラリア症の治療法は?

フィラリアは毎年、駆虫薬を服用することで成虫が心臓や肺動脈に寄生するのを阻止できます。具体的には、第4期幼虫を薬で駆除し、成虫にならないようにします。

もし、第4期幼虫を駆除できなければ、第3期幼虫が犬の体内に入ってから約半年後に成虫が心臓や肺動脈に寄生します。成虫に寄生されると、心臓や肺動脈の壁が傷付き、それは修復できません。

成虫に寄生された時の治療法は次の4通りになりますが、どの治療法を選んでも犬は体にダメージを受けたまま生活することになります。

●外科手術で成虫を取り出す

全身麻酔をし、喉から管を入れて心臓や肺動脈内に寄生しているフィラリアを一匹ずつ取り出す手術をします。

比較的、成虫の数が少なければ全て取り出すことができますが、心臓や血管が寄生虫のせいでもろくなっていることが多く、少しの刺激で血管が破損して大量出血する危険があります。

また、心臓手術には高い技術力が必要で、熟練の獣医師に依頼することが望ましいと言えます。

無事に成虫を全て取り除くことができれば、通常の駆虫薬を使って幼虫を駆除できます。

●駆虫薬で成虫と幼虫、両方を駆除する

駆虫薬は複数の成分があります。成分によっては幼虫に効果があっても、成虫に効かないものもあります。成虫を駆除するにはヒ素を含む薬を使います。

成虫を駆除する際には、薬の量に気をつけなければなりません。犬がヒ素中毒を起こす危険と、駆虫薬によって死んだ成虫が心臓や肺動脈中に詰まってしまう危険があります。

急性の血流不全をおこす可能性が高いので、犬の様子を注意深く観察しながら少しずつ投薬していくようにします。

●駆虫薬で幼虫だけを駆除する(成虫はそのまま)

犬

幼虫にのみ効果のある駆虫薬を使うので、成虫が死ぬことはありません。このため感染犬であっても「成虫の死骸が心臓や肺動脈に詰まって死に至る危険」はありません。

ただ、成虫は生き続けるので、心臓や肺動脈中のフィラリアを減らすことはできず、根本治療にはなりません。

成虫の寿命は約5~6年といわれています。フィラリアが寿命で死滅した場合、その数によっては心臓や肺動脈が詰まり、急性の血流不全を起こして死に至る危険があります。

●寄生虫の駆除はせず、対処療法のみ行う

体力がない犬、持病を持つ犬、麻酔リスクが高い犬などは手術も駆虫薬による駆除も難しい場合があります。この場合は次のような対処療法を行います。

・貧血対策
・利尿作用のある薬を飲んで腹部や胸部に溜まった水を排泄する
・気管支拡張剤を使って呼吸を助ける

あくまで対処療法で、心臓や肺動脈中の成虫は減りません。辛い症状は徐々に進行していき、遅かれ早かれ、末期症状が出ます。また、心臓や肺動脈に寄生している成虫の数によっては、いつ、急性の症状が出て死の危険にさらされてもおかしくない状態が続くことになります。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
フィラリアの成虫に寄生されると、大なり小なり犬は心臓や血管にダメージを負うことになります。また、血流が悪くなるため、他の臓器の機能が妨げられる危険が高くなります。

予防は5月~11月まで長期間に渡って行う必要がありますが、3シーズン予防をせずに過ごすと100%寄生されている、とも言われ、成虫が寄生すると治療は非常に困難です。

できれば毎年必ず予防策をとり、成虫の寄生を防ぐようにしたいですね。





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