犬の病気対策マニュアル

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犬の熱中症の原因、症状、対処法、予防方法について解説

      2016/10/02

犬
これからの季節、愛犬との生活において特に気をつけたいのが“熱中症(熱射病、日射病)”です。
炎天下での散歩や車での外出時だけではなく、室内での留守番時においても、犬が熱中症にかかってしまうリスクがあり、対処が遅れると命の危険に関わるため注意が必要です。
愛犬の命を守るために知っておきたい、犬の熱中症の原因、症状、対処法および予防方法について詳しくご説明します。

■犬の熱中症

犬は足の裏の肉球部分にのみ汗腺が存在するため、人間のように全身から汗をかいて体温をコントロールする事はできません。
それでは犬はどのように体温をコントロールするのでしょうか?犬は、口を開けて舌を出して激しく呼吸する、いわゆる“パンティング”によって唾液を蒸発させる事により、体内にこもってしまった熱を体外に放出します。
つまり犬は全身を被毛で覆われているだけではなく、体温調節をほとんど呼吸に頼っているため、私達が思っている以上に暑さに弱く、熱中症にかかりやすい生き物なのです。

●熱中症の原因

熱中症の原因として、暑い環境下に置かれ体温が急上昇してしまう事が挙げられます。
例えば犬との車での外出中に、車の窓を少し開けてコンビニやスーパーなどに立ち寄ってしまった経験はありませんか?真夏の炎天下では、車の全ての窓を数センチ程開けていても、車内の温度は数分で40度近くまで上昇する事が知られています。
暑い日中の散歩やドッグランなどの利用、室内でケージが日のあたる窓側に置かれている場合においても、犬が熱中症にかかる心配があります。
またグルーミング時におけるドライヤーの不適切な使用により熱中症による死亡事故なども近年取り上げられており、注意が必要です。

●熱中症にかかりやすい犬

犬

・短頭種

パグ、シー・ズー、フレンチブルドッグやボストンテリアなどが挙げられます。
短頭種は、外鼻孔や声門の狭窄、軟口蓋の過長、喉頭や気管の虚脱といった短頭種特有の解剖学的特徴により、呼吸を行うために必要な空気の通り道が非常に狭くなっています。
そのため、体温を調節するために重要なパンティングが上手にできないため、熱中症にかかりやすく命の危険に関わります。

・北方原産種

シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなどを始めとする北方原産種は、厚い被毛に覆われており、特に熱に弱い事で知られています。
夏場の温度管理はもちろん、密集したアンダーコートをできるだけ取り除いてあげるなどの工夫が大切です。

・その他

子犬や老犬、肥満傾向にある犬、または心臓疾患や呼吸器疾患などを抱えている犬においては、呼吸による体温調節がうまくできないため、熱中症にかかりやすい傾向にあります。

●熱中症の症状

主な症状として、体温の急上昇に伴うパンティング、流涎(よだれ)、嘔吐、下痢などがみられます。
さらに症状が進行すると、失神、呼吸困難、けいれん発作などを引き起こす場合があり、命の危険に関わります。

●対処方法

犬

一刻も早く犬の身体を冷やしてあげる事が大切です。犬の全身に冷水をかけたり、頭やわきの下、股の部分などに保冷剤をあてると効果的です。
また意識がしっかりしている場合であれば、水分をできるだけ与えるようにしましょう。
応急処置を行いながら、動物病院を受診するようにしましょう。

■熱中症の予防方法

熱中症を予防するためには、とにかく犬を高温な環境下に置かない事が大切です。
車内に犬だけを置き去りにする事は絶対に避け、必ず誰かが一緒に車内に残りきちんと水分補給を行ってあげるようにしましょう。
室内での留守番時には、室内の温度だけではなく、湿度、日差しおよび風通し全てに気を配り、飲み水やケージの置き場には特に注意してください。
また犬と出かける前には、アスファルトに手のひらをつけ5秒以内に熱いと感じるかを確認する“5秒ルール”を行うように習慣付けてください。散歩は、早朝や夕方など涼しくなってから行なうなどの工夫する事も大切です。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
人間が熱いと感じない気候でも犬の場合、熱中症になってしまうことがあります。
犬の容態は急変しますので、外気温が高い場合は犬の様子は注意しましょう。
熱中症は、犬の命に関わるので異変があった場合には直ぐに動物病院に駆け込むことが大切になります。

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