犬の病気対策マニュアル

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犬の腸閉塞の症状や原因や治療法。初期症状や手術費用も解説

      2016/10/02

犬

犬が誤って異物を飲み込んだという事はありませんか?
異物を飲み込むことにより犬の腸閉塞になる場合があります。
腸閉塞とは、腸に異物が詰まってしまう病気ですが放置をしてしまうと死に至る怖い病気です。
異物を飲み込ませないことが一番ですが、四六時中愛犬を見ていることも難しいでしょう。
異物を飲み込んだ時の初動が大切になりますので、今回は早期発見に繋がる様に犬の腸閉塞という事でお話をしたいと思います。

■犬の腸閉塞の原因について

腸閉塞には様々な要因があり、その形態により単純性閉塞、嵌頓腸閉塞、腸間膜捻転、腸捻転、線状異物、重積に分けられます。
単純腸閉塞は腸が閉塞しているものの、内容物が腹腔内に漏れておらず、うっ血や組織の破綻が認められない状態をいいます。
そしてこの単純腸閉塞は異物が詰まることによって起きることが多いです。
嵌頓腸閉塞は腸がヘルニアなどの隙間を通る際にそこが締め付けられてしまう腸閉塞をいいます。
腹壁や腸間膜のヘルニアや童謡の裂け目がある場合そこに腸が入り込むことで発生します。
腸間膜捻転や腸捻転は腸がねじれる事によって起きる腸閉塞です。
通常あまり起きる病気ではありませんが、ジャーマン・シェパード・ドッグなどの大型犬において好発して起きることが報告されています。
線状異物は紐や糸、ストッキングなど細長い物体が消化管内に停滞してしまう病態です。
紐やストッキングなどが室内に落ちている場合、これを食べることで発生します。
また、この腸閉塞は紐の片方外の幽門部などに引っかかり、反対側の部分を腸の奥へ奥へと送り込むことで、腸壁をナッ箇所も傷つけ、場合によっては穴を開けてしまうことがあります。
その場合、腸内容物が大量に漏れてしまうため重度の腹膜炎に進行することがあります。
重積はある腸の部分が隣部分にはまり込み、2重3重と重なってしまう状態です。
これは腸のどの部分でも起きる可能性がありますが、回腸と結腸の間で起きることが最も多いです。

■犬の腸閉塞の症状や初期症状について

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腸閉塞の症状はその原因により様々な様子を示します。
単純腸閉塞は通常吐き気を主訴としており、食欲不振や、だるさ、下痢なども初期症状として出ることがあります。
しかし、腹痛を示すこと間ほとんどありません。
また、閉塞部が口に近ければ近いほど嘔吐の回数が増えます。
嵌頓腸閉塞で拘束された腸は速やかに膨張してしまい、細菌による毒素が貯留し、毒素が血流を通して全身に回るため全身状態が速やかに悪くなってしまいます。
そのため手術により、腸の拘束を解除してやる必要があります。
また、急性の嘔吐や、腹痛、進行性の抑うつ状態になることが初期の症状として示されます。
細菌の毒素により、粘膜の血色が悪くなることや、頻脈などの症状を示すこともあります。
腸間膜捻転は胃拡張や胃捻転と似た症状になり、重度の吐き気や、嘔吐、腹痛、沈鬱症状が急速的に起きます。

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また、場合によっては血が混じった下痢便をすることもあります。
しかし、胃拡張や胃捻転のように明らかな腹部の膨満を認めることはあまりありません。
線状異物を飲み込んだ犬は食物や胆汁、痰などを嘔吐することが一般的です。
また食欲や元気がなくなることもあります。
重積になると腸閉塞が閉塞してしまい、粘膜のうっ血が起こります。
そのため少量の血液が混じった下痢や嘔吐、腹痛などの症状を示します。
単純腸閉塞や戦場異物の場合、初期症状を明確に出すことはなく、通常吐き気や食欲不振などが初期に見られます。
経過が進行してくると腹部の痛みや下痢なども症状として現れ、明らかに元気がなくなるためそのような症状を示した場合は速やかに動物病院に連れて行ってください。
また、嵌頓腸閉塞や腸間膜捻転、腸捻転の場合、病気が発生してから速やかに進行してしまうため、発生したら動物病院に連れていく必要があります。
また、放置した場合動物病院に連れて行ったとしてもかなり予後が悪くなってしまうため注意が必要です。

■犬の腸閉塞の治療について

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腸閉塞は通常手術による治療が行われます。
単純腸閉塞の場合は外科手術による異物の除去、嵌頓腸閉塞の場合は拘束された腸を元に戻すために外科手術や、最近の毒素に対する治療も行う必要があります。
腸間膜捻転や、腸捻転でも外科手術による処置が必要ですが、手術を行う前にすでに重度の血行障害が生じており、腸のほとんどが壊死している場合が多いです。
そのため、手術では腸の整復と、壊死した腸の除去を行います。
線状異物を飲み込んだ犬は戦場異物を取り出すための外科手術を行う必要があります。
手術を避けるために内視鏡により線状異物を掴み引き出すことで手術を避けることも可能ですが、腸が壊死している場合があるため、手術による処置が最も安全な治療法です。
重積が起きている場合、外科的手術が必要になり、重なりを解くか切除する処置が取られます。
また、この疾患は再発する可能性が高いため、再発防止のための処置も手術時に行います。
手術費用は概ね動物病院により開きがありますが10万円から30万円です。

■犬の腸閉塞の予防について

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腸閉塞の多くは異物の吞み込みで起こるため、床などに犬が飲み込めそうなものを置いておかないことが大切です。
また、大きなものだけでなく紐などの細かいものまで重篤な疾患いなるため注意が必要です。
嵌頓腸閉塞や腸捻転に有効な予防法は確立していませんが、食事後に遊ばせないことや、ヘルニアなどを放置しないことで予防できるかもしれません。
重積は予防法はありますが手術が必要なため、再発防止には有効な方法になります。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回は犬の腸閉塞についてお話をしてきました。
前述通り、犬の腸閉塞は異物の呑み込みが原因の場合が多いです。
犬が異物を飲み込まない様に小さな物をできるだけ床や地面に置かない様に気を付けましょう。
そして、犬が異物を飲み込んだ際にはできるだけ速やかに動物病院に駆け込みましょう。
早期の対処が何よりも大切なのです。

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