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犬の肉球がカサカサしてひび割れする!原因は?病気なの?

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「愛犬の肉球がカサカサしている」「愛犬の肉球がひび割れている」といった状況になった飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
ケアの仕方から病的なものまで、原因は多岐に渡ります。
今回は、そんなカサカサの肉球について解説していきたいと思います。

■肉球の拭き過ぎ

お散歩から帰って来たときなど、肉球をウェットティッシュや濡れタオルで拭く飼い主さんが多いかと思います。
肉球がカサカサしてひび割れてしまう原因の1つが、肉球の拭き過ぎであると言われています。
ウェットティッシュや濡れタオルで肉球をゴシゴシ拭くことで、本来必要な肉球の脂分のようなものを失ってしまいます。
その結果、肉球が乾燥してしまい、最終的にひび割れを起こしてしまいます。
お散歩の後はどうしても肉球は汚れてしまいますので綺麗に拭きたくなるお気持ちはよくわかりますが、やり過ぎはかえってマイナスになってしまいます。

■加齢

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犬も人間と同じように、加齢とともに全身の水分量が減ってしまいます。
特に皮膚は張りがなくなるなど、状態の変化がわかりやすいです。
やはり肉球も水分量が減ってしまい、カサカサになりひび割れしやすくなってきます。
加齢というものは避けては通れませんので、ひび割れがあるような場合はケアが必要になってきます。

■歩く場所

犬は本来、土の上を歩く動物です。
岩場を歩くこともあるかもしれませんが、ずっと岩場で生活するわけではありません。
そんな犬にとって、アスファルトの上を歩き続けるのは少し負担があると言えるでしょう。肉球の拭き過ぎ、加齢に加えてアスファルトの上を長時間歩いていると肉球のカサカサ、ひび割れの可能性が高くなってきます。
夏場のアスファルトは特に肉球にとってダメージが大きいでしょう。
夏場は暑い時間を避けるのはもちろん、なるべく土の上を歩けるようなお散歩コースにすると良いかもしれませんね。
また、お散歩でよく引っ張る子は要注意です。
肉球をこすってしまい、肉球へのダメージが大きくなってしまいます。
肥満は肉球へのダメージを大きくするもう1つの要因となります。体を支えるのは4本の肢であり、地面と接するのは肉球です。体重の影響をもろに受けて負担がかかってしまいますので、注意してあげましょう。

■アトピー性皮膚炎

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肉球がカサカサ、ひび割れになる代表的な病気がアトピー性皮膚炎です。
アトピー性皮膚炎の犬の肉球は、苔癬化(たいせんか)と呼ばれる状態になり、ひび割れてしまいます。
苔癬化とは、皮膚が炎症を繰り返した結果、ゴワゴワになり分厚くなった状態のことを言います。
アトピー性皮膚炎の犬は、苔癬化が全身で起こり得るのですが、肉球で苔癬化が起こるとカサカサしてひび割れが見られます。
ここから悪化してしまいますと、細菌感染が起こり腫れてきてしまうこともあります。
アトピー性皮膚炎は、肉球に限らず顔や脇など全身に症状が出てきますので、飼い主さんも気付きやすいかと思います。

■その他の皮膚炎

アトピー性皮膚炎以外でも、肉球のひび割れを起こす可能性があります。
細菌性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎、ニキビダニ症、疥癬などがそうですが、いずれの場合もひび割れにプラスして赤み、痒み、腫れなどが見られます。
また、肉球以外にも症状が見られることが多いです。

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■さいごに

以上、肉球のカサカサ、ひび割れの原因についてご紹介させていただきました。
肉球のひび割れを放っておくと、出血したり痛みが出てきて、大好きなお散歩に行きたがらなくなることもあります。
ですが、肉球がカサカサしてひび割れているからと言って、すぐに動物病院に行かなければならないというわけではありません。
肉球の状態が気になった場合は、まずはご自宅でのケアから始めていくのが良いかと思います。
ただし、皮膚炎から肉球の状態が悪くなっていると思われる場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
肉球のカサカサ、ひび割れに加えて、舐めている、赤みがある、腫れている、といった場合は放っておいてはいけません。
飼い主さんは、普段から愛犬の肉球と全身の皮膚の状態を把握しておいてあげましょう!

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