犬の病気対策マニュアル

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犬の散歩!歩かない!嫌がる!引っ張る!対処法や熱中症対策まとめ

      2016/10/02

犬の散歩

■犬との散歩

毎日のお散歩は、愛犬との大切なコミュニケーションです。

大好きな飼い主さんとお散歩をする時間は、ワンちゃん達にとっても大切な時間となっているでしょう。
しかし、毎日のお散歩でのお悩みはありませんか?
みんながみんな、私達の思うように、お利口に歩いてくれるわけではありません。
引っ張ったり、急に走り出したり、なかなか帰りたがらなかったり、いろいろな悩みがありますよね。
今回は、愛犬とのお散歩でのよくあるお悩みについて、その解消法を紹介します。

こちらも合わせて御覧ください。『犬の散歩!拾い食いや交通事故や散歩を嫌がる場合の対処法

●犬の散歩時間

 

犬の散歩時間の目安は、小型犬は20分から30分で一日二回。

大型犬は30分から60分で一日二回になります。

 

●悩みと解消法について

散歩時の悩みや解消法についてご紹介します。

 

① リードを引っ張る

よくある悩みのひとつです。
リードを引っ張って、自分の好きな方向へ行こうとするのです。
飼い主さんの言うことを聞かずに自分の行きたい所へ行くので、立ち止まったかと思えば、急に走り出したりしてしまいます。
急に引っ張られることで、飼い主さんがリードを手放してしまう危険性があります。
大型犬の場合は勢いに負けて飼い主さんが転んでしまうこともあるでしょう。
交通事故などの可能性もあり、大変危険だといえます。

 

・解消法

リードは必ず短く持ちましょう。
手に輪っかの部分を持ち、リードの部分をグルグルと手首に巻きつけます。
余った部分に反対の手を添えて歩けば、リードが手から離れてしまうことはありません。
犬は必ず真横を歩かせましょう。
リードを短く持つことで、飼い主さんの足にひっつくくらい近くを歩かせるようにします。
そうすると自由に歩くことができなくなります。
それでも引っ張る場合は、引っ張るたびに立ち止まってください。
「ダメ!」と声で制するのも大切です。
そのかわり、きちんと歩けたら、たくさんなでて褒めてあげましょう。
すぐには治りませんが、毎日気長にやり続けることで、必ず効果は出てきます。
公園など安全な場所では、少しリードを緩めて自由にさせてあげてもいいですね。

 

② 歩かない

犬が歩かない理由を探ることが大切です。
思い当たることがないか、考えてみましょう。

 

・お散歩コースに嫌なことがある

犬は昔のことでも、怖かったことなどはかなり覚えています。
大きな犬に吠えられたことがある、いつも行く動物病院やトリミング施設の側、吠える犬のいる家の前、など犬が怖がっていることはありませんか?
この場合は、散歩コースを変えてみましょう。
車線を挟んで反対側の道を通るようにしてもいいですね。
怖がる要因を取り除いてあげてください。

 

・疲れている

途中で歩かなくなる場合は、お散歩の時間が長すぎることがあります。
犬の散歩の時間は決まっていません。
基本的には大型犬の方が運動量が多いので、お散歩の時間が長くなりますが、かなりの個体差があります。
お散歩が大好きな犬は、1時間くらい歩くこともあるでしょう。
愛犬も飼い主さんも疲れない散歩の時間を見つけることが大切です。
犬種によっては、長すぎるお散歩は腰に負担がかかることがありますので、愛犬の様子をしっかり見て注意しましょう。

 

・隠れ熱中症になっている

散歩が好きな犬が散歩に行きたがらないというのはひょっとしたら隠れ熱中症かもしれません。
詳しくは後述しています。

 

■散歩をする時の注意点

市街で犬を散歩する時にアスファルトの上を歩くことはありませんか?
コンクリートジャングルと揶揄されることもありますが、アスファルトの上はとても高温です。
アスファルトの上は50度から55度くらいの温度になると言われています。
私たち人間は靴を履くので直に暑さを感じることはありませんが、犬は足の肉球から直に暑さを感じます。
そして、犬が体温を放熱することができるのは、口からと足の裏からになります。
ちなみに犬が「ハアハア」と呼吸しているのがその放熱になります。
これを「パンチング呼吸」といいます。
散歩の時は、足の裏はアスファルトに面しているので放熱は口からのみになります。
なので夏の散歩中には熱中症がとても多いのです。
ちなみに鼻が短い犬種、ブルドックなどはパンチング呼吸で放熱をする力が弱く熱中症に弱いといわれています。

詳しくはこちらもご覧ください。
夏に気を付けるべき犬の病気。熱中症や皮膚炎など5選
犬の熱中症の症状に注意!痙攣や死亡を引き起こす犬の熱中症を防ぐ注意点4つとその対策と対処法

 

●アスファルトばかり歩かない

元々、犬の肉球というのはアスファルトやコンクリートを歩くのを想定して進化をしたわけではありません。
アスファルトやコンクリートなどの硬くでこぼこしている地面を歩く場合には摩擦で肉球を傷める場合があります。
芝生や土の上を歩くように気を付けましょう。
ちなみに肉球が黒く覆われている角質が摩擦で傷ついていたり、赤くにじんでいる場合が散歩が原因の可能性が高いので注意が必要です。

 

●足場の悪いところは歩かない

砂利の上や岩場などの足場の悪いところ、不安定なところの散歩はできるだけ控えましょう。
犬が足を踏み外して捻挫をする場合があります。

 

●犬の爪が折れた

散歩中に強めの運動をした場合に爪が折れてしまうことがあります。
日ごろから爪の手入れをしていれば問題ないのですが、長く伸ばしていると折れる場合があります。
爪が折れてしまうと、程度にもよりますがかなりの痛みと出血があります。
飼い主もそれを見て驚くことも多いです。
その場合は、犬を抱きかかえて爪をティッシュやガーゼで3分間くらいを押さえつけてあげます。
強めの握手くらいに圧迫してあげればすぐに出血は止まるでしょう。
飼い主が焦らないことが何より大切になります。

●散歩中の草むらは注意

犬と散歩をしている時に道端に生えている草を食べることがあります。
元々、犬は草を食べて嘔吐することにより胃の中を正常に保つということがあり、特に問題行為ではありませんが散歩中だと注意が必要です。
草むらでは除草剤などの毒物を散布されている場合があります。
除草剤を散布された場合の時は、散布しているかしていないか見てみても分かりません。
枯れた後でしたら何か撒いたということも分かりますが、枯れなければ分かりません。
なので結果的に犬が毒物を食べてしまい、中毒を起こす場合があります。
散歩中に草むらで草を食べるのは気を付けましょう。
草むらに草を食べない、また拾い食いをしないためにかみつき防止マスクを着用することも一つの手になります。
見た目はあまりよくありませんが、問題行動が治らない場合には着用してみることをオススメします。

 

●散歩中に大きな音に驚く

犬は大きな音に敏感です。
大きな音がなるとストレスになることもあります。
例えば、雷や花火があります。
夏場の突然の雷や花火の音が鳴った場合に犬が驚いて興奮状態になることがあります。
一度パニックになってしまうと家の中を走り回って、家財に衝突することもしばしばあります。
そういう興奮状態になってしまった場合は飼い主が犬を抱きしめてあげましょう。
飼い主と犬の接触面積が多ければ多いほど犬は安心しますので抱きしめてあげることが大切なのです。

 

■熱中症に弱い洋犬

犬は暑さに弱いといわれますが、熱中症に特に弱いのは洋犬と言われます。
元々、犬種の大半はヨーロッパにルーツがあります。
ヨーロッパ方面は日本より最高気温が上がりませんので暑さに強くなくても問題ありませんでした。
例えば、イギリスの最高気温は22度から23度と言われています。
しかし、日本では30度超えは当たり前で35度くらいまで上がる場合があります。
イギリス、フランス、ドイツに比べて最高気温が10度以上も違うのです。
犬は一般的に25度以上になったら熱中症の危険信号です。
30度を超えると要注意になります。
洋犬を飼う場合には熱中症に気を付けなければいけません。

 

●ヒートショックプロテインで熱中症予防

夏の暑さを乗り切るには、春先からの運動にカギがあります。
ヒートショックプロテインという言葉をご存知でしょうか。
熱から体を守ってくれるタンパク質と言われていまして、熱中症対策にはとても重要なものになります。
細胞が暑さにさらされた時に、このヒートショックプロテインが細胞を保護してくれるのです。
ヒートショックプロテインは、春先に運動をすることによって生成されます。
2月頃から強めの運動を犬にさせることによりヒートショックプロテインが作られるのです。
これは人間でも同様でスポーツ界でもとても注目されているタンパク質になります。
よくスポーツ選手の人が春先から運動する時に走り込みをすることがあります。
その走り込みをすることにより体内でヒートショックプロテインが作られるのですね。
この走り込みは長距離をゆっくり走るよりも短距離を一気に走り体内の熱を上げることが重要です。
犬の場合は、毎日15分くらいの走り込みをすることが大切です。
その時に、ダラダラと散歩をするのではなく、ボールなどで遊びながらでもいいので思いっきり走ることが重要です。
2月頃からにかけて15分間思いっきり走ることによってヒートショックプロテインが生成され熱中症に強い体になります。
ちなみに15分の運動をした後はクールダウンが必要になりますので十分体温を下げる様に努めることが大切になります。

 

●熱中症には扇風機よりクーラー

前述しましたが、犬は口からと足の裏から放熱をします。
人間は皮膚から放熱することができるので扇風機を回しても涼しいと感じることができます。
しかし、犬は皮膚が毛で覆われており、放熱することができないので扇風機では涼しいと感じることがあまりありません。
なので熱中症対策には扇風機よりクーラーが適しています。
室温を下げることが大切になります。
また湿度を下げることも大切になりますのでクーラーは適しているのです。
ただクーラーだけだと室内の温度のムラができてしまうので扇風機を合わせて使用して室温を一定にすることも大切です。
人間が感じる温度の高さと犬が感じる温度の高さは違いますのでそれも注意が必要です。
室温を計る場合には犬と同じ高さに設置しましょう。

 

●隠れ熱中症には注意

熱中症は、明らかに熱中症と分かる時と熱中症か分かりづらい隠れ熱中症の場合とがあります。
隠れ熱中症を見分けるには日頃からの犬のチェックがかかせません。
隠れ熱中症の特徴を教えません。

 

・春先まで食欲のあった子が夏場に食欲がなくなる

熱中症になった場合、食欲がなくなる犬がとても多いです。
人間でも同じですが熱中症になり具合が悪くなると食欲出ませんよね。
犬も同じです。夏場に食欲が無い場合には隠れ熱中症を疑いましょう。

 

・散歩好きの犬が散歩を喜ばない、行こうとしない

犬は三度の飯よりも散歩が大好きといわれています。
それ故、散歩に行こうとしない、喜ばないというのは何らかの原因があります。
熱中症により外に出たくないのかもしれません。
そういう場合は、無理に散歩に出ずに家の中で安静にすることが大切です。

 

・家の中にいても元気が無い、ぐったりしている

いつもはワンワン吠えている犬が元気がなくなっている、ぐったりしている場合には注意が必要です。
病気の可能性もありますが、隠れ熱中症の場合もあります。
夏場に散歩に行って帰ってきたら元気が無くなったという場合には隠れ熱中症を疑いましょう。

 

・フローリングや玄関でお腹を地面に付けてぐったりしている

フローリングや玄関でお腹を地面に付けるのは冷たくて涼しいからになります。
体温が上がり、それを下げようとする場合にその様な行動をとる場合があります。
時には熱中症で体の調子が悪い時にその様な行為をとることがあるので良く観察しておきましょう。

 

●熱中症で散歩ができない時

夏場に熱中症で散歩ができない時ありますよね?
本来、犬は散歩がとても大好きです。
その大好きな散歩ができないとストレスを貯めてしまうことが多いです。
場合によってはストレスの方が体に悪いことがあります。
そういう場合には冷房をかけた車でドライブをするといいでしょう。
身体を動かして運動ができませんが、車中から見る移り行く景色を見ているだけで散歩したつもりになりストレス発散することもできます。
車でドライブがオススメです。

 

■さいごに

犬の散歩時のトラブルはたくさんあります。
時には命に関わることもあります。
犬のお散歩は毎日のことです。
犬にとってはもちろん、飼い主さんにとっても快適な時間を過ごせるように必ず以上のことを知っておくことが大切なのです。

 

参考記事になります。合わせて御覧ください。

犬の散歩!拾い食いや交通事故や散歩を嫌がる場合の対処法

犬の発熱で分かる病気6選。症状や原因や嘔吐する場合などを解説

犬の熱中症の原因、症状、対処法、予防方法について解説

犬が熱中症で死亡する?症状をちゃんと把握しておきましょう





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