自宅で尿検査

犬の尿比重計で尿検査!正常値は?高い?低い?

更新日:

DSC07383

 

■尿(おしっこ)は健康管理のバロメーター

みなさんは、愛犬のおしっこの様子を毎日チェックしていますか?

いつもより回数や量が多い、においが気になる、などの症状はないでしょうか。
尿は、健康管理のバロメーターです。
犬のおしっこの様子から、疑われる病気がたくさんあります。
おかしいと思ったら、すぐに尿検査をしましょう。
しかし、すぐに尿検査をしたくても、忙しくてなかなか病院に連れて行けないこともありますよね。
そんな時は、家庭でもできる尿検査がおすすめです。
市販されている簡易の尿比重計を使用することで、尿比重を計ることができます。
今回は、尿検査の中でも特に、「尿比重」についてお話しします。

 

尿比重とは

尿比重とは、簡単に言えば「尿の濃さ」をあらわすものです。
尿比重が高ければ「濃い」、低ければ「薄い」ということになります。
犬の尿比重は、正常値が1.015〜1.045と言われています。
水の比重を1.000としているので、水より少し濃いくらいが正常な尿と言えます。

 

●尿比重計とは

尿比重計とは、犬の尿比重を計ることができる検査器具です。
やり方は簡単です。
尿をスポイトなどで取り、尿比重計に垂らして、数値を読み取ります。
正常値の範囲なら問題ありませんが、正常値より高かったり低かったりすると、尿に異常があると判断しましょう。

 

●尿の検査をする時の注意点

尿の検査のために尿を採取する場合は自然排尿を用います。
また中間尿といいまして、出初めの尿ではなく出ている途中の尿を採取することが大切です。
出初めの尿の初尿は細菌などが混じる場合があるので注意が必要です。
犬の尿を扱う場合は細菌が混入していることがあるので手袋をするなど注意することが大切です。

 

●尿比重が高い場合

尿比重が高いということは、尿が濃いということです。
膀胱内に尿が溜まって濃縮され、濃くなってしまうのです。
尿が濃い場合に考えられる病気は、膀胱炎や尿結石などがあります。
いずれの病気も、くわしい尿検査や、血液検査、エコー検査が必要になります。

 

●尿比重が低い場合

尿比重が低いということは、尿が薄いということです。
原因としては、腎臓の濃縮機能が低下している場合、または水を多く飲むことで尿量が増えて濃度も薄くなっている場合の2つが考えられます。
疑われる病気としては、主に腎臓病や腎不全です。
腎臓を患っていた場合、血液検査で異常が出るのは病気が進んでしまってからです。
尿比重の異常は、比較的早い段階であらわれるので、腎臓病の早期発見にとても役立ちます。
また、水を多く飲む場合は、副腎皮質機能亢進症、子宮蓄膿症、糖尿病、尿崩症などがあげられます。
いずれの病気も、くわしい検査が必要になりますので、早めに病院を受診しましょう。

●比重計の紹介

RHC-300ATC 手持屈折計 ペット犬猫尿比重 蛋白尿検査 血清総タンパク 屈折率 (SG) (SP) (RI) 温度自動補正(ATC)付き 臨床用

尿比重は1.000~1.060まで量ることができます。

先に尿を垂らす子ことによって取っ手からその数値を見ることができるお手軽さです。

金額も3200円とお値打ち価格で初めて尿検査をする方にオススメ。

アタゴ(ATAGO)ポケット比重計 PAL-犬猫尿比重計

尿比重は1.000~1.060まで量ることができます。

デジタル表示で確認できるのがとても便利です。

丸のところに犬の尿を0.3ミリ垂らすだけ。スタートボタンを押せば3秒で結果が出ます。

分析能力は0.001からでブレも±0.001と精密になります。

測定器は防水仕様なので測定後もそのまま洗うことができるのも便利です。

しかし、金額が30000円ちょっとと高額なのでネックになります。

ただ本格な検査を手軽にするにはオススメです。

GS01326 尿比重屈折計

尿比重は1.000~1.100まで量ることができます。

他の比重計より高濃度の尿を量ることができるので膀胱炎や尿結石が疑われる犬にオススメです。

金額は21000円と少し高めです。

前述の二つの方がオススメかもしれません・・・。

●さいごに

尿比重を家庭で計れることは、病院へ行く大きな目安となります。
特に腎臓病を患っている犬は、尿比重の数値が腎臓の働きを知るバロメーターになります。
自宅で簡単に計れると、とても便利です。
尿比重を計って異常が見られたら、病院でのくわしい検査が必要になります。
すぐに病院へ連れて行き、検査を受けましょう。
病気の早期発見につながるかもしれません。

 

参考記事になります。合わせて御覧ください。
犬の尿から分かる病気5選。色が濃い薄いや血が混ざるなどを解説
犬の頻尿や血尿は膀胱炎の可能性大!症状や原因や治療法を紹介
犬の尿や便の採集のやり方。動物病院に行く時は尿や便を持参しましょう
犬の腎臓病の症状。急性腎不全と慢性腎不全で症状が違います
犬のホルモン(内分泌)の病気4選。糖尿病やクッシング症候群などを紹介
犬の尿検査!自宅で簡単に病気を調べる方法を教えます
犬のおしっこ(尿)が黄色い!尿が濃い原因や病気を解説します

 

ペットの病気対策サプリ「プロキュア」をご紹介。
管理人も愛用しています。

★プロキュアのアピールポイント★
1 「酵素」と「プロバイオティクス」のダブルパワーで、腸内環境を正常化

2 50種類以上の植物原材料を3年以上の期間をかけてつくられた、こだわりの「酵素」を配合

3 乳酸菌、納豆菌、酵母など、6種類の有用菌微生物群生きて腸まで届く「プロバイオティクス」を配合

4 簡単!いつものペットフードに1日1回ふりかけるだけ

5 1週間で効果を実感!ウンチの臭いが大幅に減少ワンちゃんの食糞対策にも非常に有効です

6 ピカピカの毛並みと健康な皮膚の維持に!毛量(毛が薄い子にも有効)も改善されます

7 安心!動物病院でも実際に使用されています

うんちの臭いや口臭や体臭の原因の一つに悪玉菌が体内に増えるということがあります。

この悪玉菌と善玉菌のバランスを取ることにより様々な病気を防ぐことが可能なのです。

人間も犬も体内からです。

ちなみにこのサプリメントは人間が食べても問題ないくらい品質がいいです。
プロキュア





愛犬のために知ってほしいこと


「愛犬を動物病院に連れていきたいけど費用はどのくらいかかるんだろう?」

「愛犬の病気を治してあげたいけど高額費用を支払う余裕がない…」

という飼い主さんはとても多いです。

動物病院で治療する場合、病気によっては10万円以上かかる場合があります。

動物病院で治療すれば助かった命が年に何件もあります。

お金の問題で愛犬の寿命を縮めないためにも愛犬が元気なうちにペット保険に加入することが大事になります。

でも「ペット保険っていうけど、どういう保険があるの?」という疑問も出てくるかと思います。

ペット保険の加入に迷った場合には、ペット保険の一括資料請求がおすすめです。

複数のペット保険の資料を比較することで「あなたと愛犬にとって一番ベストの保険が分かる」というメリットもあります。

利用は無料です。詳しくはこちらをご覧ください。

>>>ペット保険の一括資料請求を試しに見てみる(無料)<<<






-自宅で尿検査
-, ,

Copyright© 犬の病気対策マニュアル , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.