犬の病気対策マニュアル

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犬のホルモン(内分泌)の病気4選。糖尿病やクッシング症候群などを紹介

      2016/10/02

PhoTones Works #449

 

■犬のホルモン(内分泌)の病気

愛犬の調子が悪くなったら、とても心配ですよね。

最近なんだか元気がない、食欲が落ちてきた、など漠然とした調子の悪さは、なんの病気なのかわからずに、余計に心配になってしまいます。
ケガや皮膚病などとは違って見た目ではわかりにくい病気のひとつに、ホルモンの病気があります。
または内分泌系の病気ともいいます。
ホルモンの病気と言われても想像しにくいですよね。
しかし、ホルモンの病気にかかる犬は意外に多くいるのが現状です。
原因としては、ホルモンの不足や過剰分泌によって起こります。
主な病気としてどのような症状や治療法があるのか知っておきましょう。

 

糖尿病

人間でいう成人病になります。
犬の平均寿命が延びてきた昨今では特に多くなってきました。
犬の年齢が6歳を超えると糖尿病になる確率が上がります。
糖尿病が進行すると白内障や感染症などの合併症を起こす可能性が出てきます。
また糖尿病がさらに進行すると糖尿病性ケトアシドーシスという症状を起こします。
血液中にケトン体と呼ばれるものが増幅し、下痢や嘔吐の原因を引き起こし命の危険性が高くなる怖い病気になります。

 

・原因

膵臓からインスリンというホルモン分泌が出ています。
それが体の中にある糖を吸収することにより体のバランスを保たれています。
このインスリンが何かの原因で分泌されなくなることにより、糖が吸収されなくなり糖尿病になります。
糖尿病になる原因としてはまずは遺伝が挙げられます。
肥満になりやすい犬種が糖尿病にかかりやすいという傾向にあります。
主には、ミニチュア・シュナウザー、ミニチュア・ダックスフンド、シベリアン・ハスキー、ビーグル、シェットランドシープドッグ、プードルなどになります。
また未避妊のメスの黄体期(発情期の後期のこと)に糖尿病を発症させるケースが極めて高いのも特徴です。
他にも副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などから誘発されるケースもあります。

 

・症状

水の多飲多尿になります。
また未避妊のメス犬は黄体期に太りやすい傾向があります。
糖尿病が進行すると白内障になる場合もあります。
また多尿でタンパク質が減ってしまうのが原因で食欲が増す傾向があります。
食欲が増しても体重が減る場合もあります。

 

・治療法

糖尿病の治療法のほとんどがインスリンによります。
他にもメス犬ならば避妊することも治療には重要になってきます。
肥満の犬は体重コントロールも必要になってくるでしょう。
特に食事療法はとても大切です。
低脂肪の食事を心がける様にしましょう。
また歯周病も糖尿病を悪化させてしまう場合があります。
歯周病持ちならば必ず治療することが大切になってきます。

 

・予防法

簡単にできる予防法としては肥満と歯周病予防です。
肥満と歯周病になるのを防ぐだけでも糖尿病予防にはとても効果的です。
適度な運動を心掛けるようにしましょう。
前述しましたが、未避妊のメスの黄体期に糖尿病が発症しやすくなります。
避妊をすることもとても重要になってきます。
糖尿病が発症してしまうと一生付き合うことになるので予防には注意することをオススメします。

 

甲状腺機能低下症

体内の代謝を活性化するホルモンである甲状腺ホルモンの分泌量が減少して しまう病気です。
ゴールデンレトリーバーなどの大型犬や中型犬に多く見られる病気です。
病気の判別は犬を見ただけでは分かりません。
血液検査をして甲状腺ホルモンを調べることにより発見することができます。

 

・症状

元気がなくなる、脱毛などが見られます。
いつもより元気がなく、悲しそうな 顔をしている場合は注意しましょう。
体の毛が抜けたり、毛ヅヤが悪くなることもあります。
また、脱毛した部分の皮膚が黒っぽく変色することもあります。
脱毛する場合は左右対称ではなく、部分的に抜けることが多いです。
食欲が増し、体重が増えるという症状があらわれることもあります。

 

・治療法

甲状腺ホルモンの薬を飲むことで、症状を抑えていきます。
血液検査で、定期的に体内の甲状腺ホルモン量を測り、薬の量を調節します。
一般的に完治することは難しく、薬を飲み続けることになります。

 

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

脳や副腎に腫瘍ができることで、副腎皮質刺激ホルモンが多く分泌されすぎる 病気です。
クッシング症候群とも呼ばれます。
糖尿病に次いでホルモンの病気で多くなります。
シーズーやプードルやダックスフンドなどの小型犬に多い病気です。
発症年齢は8歳から高くなる傾向があります。
また、薬の副作用として、この病気にかかることがあります。

 

・症状

多飲多尿、脱毛などが見られます。
いつもより水を多く飲み、薄い尿をたくさんする場合は注意しましょう。
症状としては糖尿病ととても似ています。
他には毛が全体的に薄くなり、脱毛することが多いです。
クッシング症候群の特徴として左右対称に脱毛します。
皮膚が薄くなったり黒く変色したり、お腹が膨らんでくることもあります。

 

・治療法

腫瘍の切除が必要ない場合は、内服薬でホルモンの分泌量を抑えることで、症 状をコントロールしていきます。
定期的に血液検査をして、体内のホルモン量を計測し、薬の量を調節していきます。
薬の副作用の場合は、薬の量を調節することで症状を抑えます。
また、副腎の腫瘍が原因の場合は、手術で腫瘍を取り除くこともあります。
糖尿病同様に長期に渡る治療になります。

 

副腎皮質機能低下症(アジソン病)

クッシング症候群とは反対で逆に副腎皮質の機能が低下する病気になります。
副腎皮質ホルモンの分泌が低下することが原因になります。
糖尿病やクッシング症候群に比べて発症件数は少ないですが、発症すると完治は難しい病気になります。

 

・症状

食欲不振、嘔吐、低血圧、低血糖などがあります。

 

・治療法

副腎皮質ホルモンと似た製薬を投与することにより行います。

 

さいごに

ホルモンの病気は、予防することがとても難しいです。
症状も飼い主さんではわかりにくいことが多いですよね。
少しでも上記のような症状が出たら病院へ行きましょう。
定期的に健康診断へ行くことも大切です。
飼い主さんが症状に気づくことができなくても病院でわかるかもしれません。

 

参考記事になります。合わせて御覧ください。
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