犬の食糞対策

犬がうんこを食べる食糞を止めさせる方法を徹底解説

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犬

■犬がうんこを食べる

犬が自分のうんこを食べるけど大丈夫?
犬がうんちを食べているのを見ると気持ち悪くなる!
なんとか犬の食糞を止めさせたい!
そんなことを思ったことはありませんか?
犬がうんちを食べるのは子犬の頃によくあるといわれています。
それ自体は、異常なことではないんですが衛生的には問題ですよね。
そして、何よりうんちを食べた口で舐められるのを想像しただけでぞっとします。
今回はうんちを食べる、食糞について解決方法を探っていきます。
まずは、5人の方に食糞で困っていることについて聞いてみました
それではどうぞ。

●うんこを食べることで困っていること

犬

・カニンヘンダックスフント 3歳

率直に言うと気持ち悪いです。
食べていたような場面を見てもですが、食べた形跡があるときでも想像しただけで吐き気がするくらい気持ち悪いです。
そして愛犬は家族の口元をぺろぺろしてくるのですが、食べたとわかった日はその行為がとても嫌です。
口ももちろん臭いです。
匂いを消すために水におやつのぼーろを溶かしてたくさん飲ませます。
かわいそうだけど、すすぐこともできませんし。
後、食べた時のうんちもいつも以上に臭いです。
そりゃダブルのうんちですからね。
そして、食糞後はたいがい吐きます。
気持ち悪くなるのか理由はわかりませんが、ゲージのクッションの上でほぼ必ずと言っていいくらい戻してあります。
またその処理も臭いし、気持ちのいいものではないです。

・ロングコートチワワ 4歳

我が家の愛犬は1歳くらいまで食糞の癖がありました。
室内犬で狭い室内でいつも一緒にいる存在ですし、そんな愛犬がうんちを食べている姿はあまり気持ちのいいものではありませんし、愛犬とじゃれあうのだってうんちを食べているということがあると躊躇してしまうことだってあります。
犬にとっては自然なことであり、それが直接健康に害があることではないと分かってはいても、家族の一員である愛犬がすぐそばでうんちを食べている光景はやはりどうしても許しがたいものがありました。
人間と生活させる上では必ず直さないといけない悪い習慣だという気持ちが強かったですね。
そしてそんな食糞を続ける愛犬が許せず嫌いになってしまうのが何よりも不安でした。

・ポメラニアンのメス 生後10か月

我が家のポメラニアンの食糞は、食べるというより「食い散らかす」という表現が似合うような状況です。
飼い主が見ている時は「うんちしたよ!偉いでしょ!」と言わんばかりに、出たアピールをしてきますが、ちょっと目を離した隙にしたうんちの場合は「ペロ」っとしてしまうようです。
また、仕事で不在の間はゲージでお留守番をしてもらうのですが、あまり長時間家を空けるともう「食い散らかす」食糞が始まってしまいます。
昼休みに一時帰宅出来なかった日は、ほぼ100パーセントの確率で散らかっており、片付けがとにかく大変です。
ゆくゆくは環境を整えてフリーで留守番をさせたいとは思っているのですが、食糞の事を考えるとなかなか踏み切れません。

・チワワ 10歳

犬がうんちを食べてしまうので、まず飼ってる側に不安感が生じます。
病気なのか、餌が悪いのかなど考えて、かなり不安になります。
思わず何度も犬の様子を見に行ったりしてしまい、なかなか落ち着いた生活ができなくなってしまいます。
次に、食糞をした口で餌を食べたりするので、感染症にかからないか心配しています。
また、食糞をした口で色々なところを舐めたりするため、ばい菌をばらまいているようで困っています。
特に、子どもに病気が移るのが怖いので、あまり近づかせることができません。
最後に、やはり匂いです。
食糞をした犬の口は、何となく糞臭がして、非常に不愉快な匂いを感じさせます。
いくらかわいくても、口から糞臭がする犬はなかなか接しにくいものです。

・柴犬の雑種 8歳

私たち夫婦は共稼ぎで最近まで愛犬が自分の糞を食べるなんて全く知りませんでした。
それまではかわいくて抱っこしてやり、顔をよく舐めさせていたのですが、その現場を見てからちょっと今までの愛情が覚めてしまいました。
人間のウンチには何10兆もの菌が済んでいると聞いていますから、犬のウンチも同じだと思います。
振り返ればウンチを全く見ない時期が時々ありました。
あれは食べていたのですね。
汚い愛犬の口ですが、いつものように尻尾を振って傍に来ます。
ちょっと今までとは違って、距離を置いて接するようにしています。
犬がウンチを食べる原因が何かの本に書いてあったのですが、その本を見つけて対策を打ちたいと思っています。
食糞は汚いですから何とかしなければなりません。

まとめ6選

ということで犬の食糞で困っていることをまとめると

・犬がうんちを食べた後に顔をペロペロされるのがいや!
・うんちを食べている光景がトラウマになる
・糞を食い散らかされる
・犬だけで留守番させるととてもすごい光景になる
・犬の口が悪臭でひどい
・感染症や病気にならないか心配

以上、6つにまとめられると思います。
これらのことは食糞をする犬を飼っている飼い主の方なら納得の項目ですよね。
それでは、食糞の対策について伺いました。

●犬の食糞対策

犬のひげ

それでは、犬がうんちを食べることを止めさせる対策についてお話を伺いました。

・カニンヘンダックスフント 3歳

まずうんちは見つけ次第すぐ処理するようにしています。
その後、念のためにペット用の消臭剤をまきます。
匂いを消しています。
そして、もし食糞を見つけたら叱ります。
叱るのはよくないと人の話等で見聞きしますし、犬の飼い方の本にも記載されていますが、家の愛犬はなんにしても叱ると悪い事だとわかります。
なので食糞に関しても他と同じように叱ります。
叱ると言っても叩くとかの体罰はしないです。
言葉できつく言います。
その後、しゅんとしてかわいそうですが、よくない事をしたと犬自体もわかった様子をします。
対策としてしたのはそれくらいです。
他に考えても方法はないと思いましたので。
ひたすらそれを繰り返しているうちに今はほぼ食べなくなりました。

・ロングコートチワワ 4歳

愛犬の食糞の癖をやめさせるためにいくつか実践したことがあります。
最初にしたのはうんちをしたらすぐにそのうんちにタバスコなど犬の嫌がるものをかけるという方法です。
これですと確かに愛犬は嫌がりましたが、トイレトレーニングが完全に済んでいなかった時期ということも重なって、結局トイレでないところでウンチをしてそれを食べているといったことになり悪循環だと思い辞めました。
次にしたのが愛犬がうんちをしたら即うんちを片付けてしまうといういたってシンプルな作戦です。
食べようと思っていてもすぐに片づけられてしまうのですから、愛犬は食べようがありません。
そして、できるだけ家でうんちをさせないようにしようと、毎日散歩する出先でうんちをさせる習慣を身につけさせていきました。
他にも、「あいこな」という食糞に効くというサプリメントも試しました。
他のことと一緒に試したのであいこながどのくらい効いているかどうかは分かりませんが、食糞をする回数があいこなを与えた数日後から減り始めました。
これらが功を奏して、今では食糞する習慣はすっかりなくなりましたよ。

・ポメラニアンのメス 生後10か月

お留守番の時間が長くなると、食糞をする傾向にあります。
一度、検診のついでに動物病院の先生にご相談をしたことがあるのですが、その際におすすめされたのは「お昼休みに帰宅出来るのであれば、お昼ご飯をあげてみてください」というものでした。
それまで生後半年を過ぎたころから与える食事は朝・晩の2回でしたが、それを3回に増やしました。
もちろん体重管理も必要ですので、1日に必要な量を3回に分けるようなやり方です。

生活サイクルとしては以下の通りです。

早朝・・・目が覚めるとうんちをして待機してくれている
朝8時・・・本日1回目のご飯
昼過ぎ・・・帰宅し本日2回目のご飯、食べ終わると目の前でうんちをしてくれる
夜6~7時・・・帰宅し本日3回目のご飯、寝るまでにはうんちをしてくれる

うんちの回数が1日に3~4回と少し多いかな?とは思いますが、上記のパターンが実践出来ている日は食糞が起こりません。
問題は・・・お昼に帰れない日ですね。
もしかしたら、まだ10か月の子犬なのでもう少し大人になってくれたら収まるかなぁ、と期待しています。
1歳半を過ぎても直らないようなら、また動物病院で相談してみたいと思っています。

・チワワ 10歳

犬が糞をしたら、すぐにその糞を処理して棄ててしまうようにしています。
ですが、留守中などで糞を処理することができなかった時には、食糞をしてしまっているようです。
なので、糞をする時に居合わせたら効果はありますが、留守の場合はまったく効果がない状態が続いています。
食糞予防のスプレーも一時期、使っていたのですが、「スプレーを使えば大丈夫」と思ってしまい、糞を放置することが増え、逆に食糞が増えてしまいました。
個人的な感覚としては、食糞スプレーはあまり効果がなく、逆に食糞を増やしてしまったような印象を受けます。
結局のところ、犬が糞をしたらすぐにそれを処理して、犬が食べる糞をなくしてしまう方法が、一番良かった気がします。

・柴犬の雑種 8歳

朝から夜まで家は不在です。
休みの日はウンチに注意していて出たらすぐに庭の片隅に埋めるようにしています。
仕事のある日はそんなことはできませんからお手上げの感じです。
仕事から帰ったら夜の10時でも11時でも庭に出て餌をやり、犬舎の周りのウンチの検査をします。
ウンチが残っているとやれやれ助かったと安心しますね。
残っていない日は愛犬に今日は自分のウンチを食べただろうと問い詰めますがものを言いませんから話は進みません。
食糞対策はウンチをしたらすぐに始末するしかありません。
しかし、共稼ぎで家に居ません。
結局は愛犬の好きなようにさせておくしかありません。
妻も以前はわが子のようにかわいがっていたのですが、食糞の現場を見てから急に距離を置くようになりました。

まとめ6選

ということで食糞対策という事でお話を伺いました。
話の中では対策をしているけど、効果があまりないという人と、既に食糞が治ったという意見がありました。
それでは、対策についてまとめてご紹介します。

・うんちを見つけ次第処分する

これは5人が全員試していた方法になります。
当然ですが、食べるうんちが無ければ食べることができないので一番シンプルかつ一番効果的なやり方になります。
これを繰り返すことにより、食糞が無くなるという意見もありました。
ただ、難点は仕事などで留守にしている場合のうんちになります。
自宅にいると処分することができますが、外出しているとできなくなってしまうのでお手上げです。
外出が多い家庭では別な対策が必要になります。

・食糞する姿を見たら叱る(犬による)

食糞をしたら直ぐに叱って悪いことをしたということを知らせるという意見もありました。
食糞は犬の異常行動になりますが、ストレスが原因になっている場合もあります。
その様な場合には、叱ることが逆効果になってしまうこともあるので注意が必要です。
犬とコミュニケーションを取りながら叱った方がいいのか、叱らない方がいいのか判断しましょう。
ただ、少なくても叱ることにより食糞が改善されたというのは対策の一つとしては有効のようです。

・散歩中にうんちをさせるようにする

散歩中にうんちをさせるという意見もありました。
これは「うんちを見つけ次第処分する」と主旨は似ていますが、うんちをしたら直ぐに片付けるという事が大切なのですね。
生活のリズムを作って、いつも散歩中にうんちをする習慣を身に付けさせると食糞が無くなるのではないのでしょうか。

・うんちにタバスコなどをかけてうんちは辛いものだという事を教える

うんちにタバスコをかけるというのも効果が期待されます。
意見では、あまり効果が無かったみたいですが、本などを読んでみると確かに犬のうんちにタバスコをかけてうんちが辛いと認識させて食糞を止めさせるという手法があるそうです。
うんちにタバスコをかけて辛いと認識させて食糞を止めさせるという事ですが、デメリットは継続しなければいけないという事です。
常にうんちをしたらタバスコをかけられる体制にあるご自宅のみで効果的なのかもしれません。

・ペットサプリメントの「あいこな」をあげる

ペットサプリメントのあいこなをあげて改善したというご意見もありました。
犬が食糞をするのは、消化が悪くうまく栄養を取れていないからということが考えられます。
犬の消化が悪いと栄養を十分に吸収できずにうんちとなって排出されるので、犬はその栄養を取ろうと食糞をするのですね。
ということは、ちゃんと消化を助けてあげることによりうんちを食べることを止める可能性が高いのです。
消化する成分を酵素といいます。
消化酵素という言葉を聞いたことがあるかとは思いますが、酵素の成分が消化機能には必要なんですね。
それでは、酵素成分はどの様にして摂取するかというと生のお肉やお魚や野菜を摂ることによって酵素を摂取することができます。
しかし、酵素はとても熱に弱い性質があります。
犬が常に食べているドックフードは加熱処理をされているため、どれだけ食べても酵素を摂ることはできません。
なので他の方法で摂る必要があるのです。
あいこなには、犬に必要な酵素が入っています。
食べ物から摂ることができない酵素はサプリメントから摂ることで消化機能を高めることができるんですね。
詳しくで解説していますので合わせて御覧ください。

こちらが公式サイトになります。

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・餌をあげる回数を3回にしてみる

餌の回数を3回にして生活リズムを変えたことにより、うんちが出るリズムができたという意見もありました。
餌の回数を増やして生活リズムを整えたことにより食糞の悩みを解決できた方もいるので一度試してみてはいかがでしょうか?

■元動物看護士に食糞について聞いてみる

犬

それで、ここまで5人の方に食糞の習性についての悩みと解決策を伺ってきました。
続いては、元動物看護士に食糞についていろいろと伺いました。

●食糞の原因

まず、1歳未満の子犬の場合は、好奇心からうんちを食べてしまうことが多いです。
赤ちゃんだから、まだよくわかっていないのですね。
この場合は、成長するにつれて食糞しなくなることも多いので、あまり心配しなくても大丈夫でしょう。
母犬の場合も、子犬のうんちを食べるのは本能です。
出産後の食糞は正常行動ですので、あまり心配はいりません。
時間が経てば、食糞しなくなります。
特に出産後ではない成犬が食糞する場合は問題です。
原因は様々ありますが、4つの原因を紹介します。

① エサが足りない

エサが足りていなくて、お腹が空いているので食糞することがあります。
うんちを食べることで空腹を満たしているのです。

② 消化がよくない

よく消化されていないうんちは、まだエサのにおいがします。
いいにおいがするので、食べ物と勘違いしてしまうのです。

③ ストレス

犬に何らかのストレスがかかっている場合も、食糞をすることがあります。
環境の変化など、ストレスの原因になることはないか、よく見てあげましょう。

④ 飼い主さんの気を引きたい

うんちを食べると、飼い主さんが大騒ぎしてくれるので、それがうれしくて食糞する場合もあります。
飼い主さんの気を引きたいだけで、食糞を繰り返すのです。

●食糞の対策法

一番簡単なのは、うんちをしたらすぐに片付けてしまうことです。
うんちを食べてしまう前に、さっと片付けてしまいましょう。
これを繰り返すうちに、食糞しなくなることもあります。
同時に、エサを見直しましょう。
量は合っているのか、体重も合わせて管理します。
消化のよいエサに変えるのもひとつです。
犬に合った食事を探しましょう。
病院で相談するのもいいですね。
あとは、食糞をしても騒がないようにすることです。
無視をするか、低い声で短く叱りましょう。
一貫してしつけをすることが大切です。
ストレスはないか、原因を探ることも大切です。
引越しをした、新しい同居犬がきた、など犬にとって環境の変化は大きなストレスになります。
できるだけ不安を取り除いてあげましょう。

●食糞の危険性

うんちを食べる行為は、とても不衛生ですよね。
かわいい愛犬でも、うんちを食べた口で近寄られると、抵抗を感じてしまうこともあるでしょう。
汚いと同時に、病気をもらってしまうという危険性もあります。
特に、散歩中などに他の犬のうんちを食べてしまうことは大変危険です。
食べたうんちの中に、ウイルスや寄生虫がいたら、感染してしまうかもしれないのです。
レプトスピラ症やパルボウイルスなど、危険な感染症にかかることもあります。
食糞癖のある犬は、他の犬のうんちを食べてしまわないように注意してください。

■さいごに

食糞に悩む5人の方と元動物看護士の方のご意見を伺いました。
うんちを食べると一言にいっても様々な理由があります。
私自身も様々な本を見て調べましたが、これといった原因が無いのが特徴ですね。
なので対策を一つずつ試していくのが一番の近道になります。
治らなければ次、治らなければ次といった具合に対応していくことが重要です。
犬にそれぞれ原因が違うと思うので気長に愛犬と向き合うのが大切になるのではないのでしょうか。

参考記事になります。合わせて御覧ください。
犬がうんちを食べる!便秘になる!解消法や対策とは

最後になりますが、当サイトおすすめの食糞対策サプリメントになります。

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