犬の病気対策マニュアル

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犬にマイクロチップを取り付ける前に知っておくべきメリット、デメリット

      2016/10/02

犬

■犬のマイクロチップ

みなさんの愛犬には、マイクロチップを取り付けていますか?
マイクロチップを取り付けるかどうか、今まさに悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
どんなことでもそうであるように、マイクロチップにもメリットとデメリットがあります。
今回は、マイクロチップのメリットとデメリットについて詳しく述べていきます。

・マイクロチップのメリット

犬

① 犬の身元がわかる

最大のメリットは、犬の身元が完全にわかることです。
マイクロチップには15桁の番号が記録されていて、その番号には、飼い主の名前や住所、連絡先などが登録されています。世界でひとつだけの番号になっているので、完全に個体識別できるのです。
たとえ迷子になってしまっても、専用の読み取り機で番号を読み取れば、犬がどこの誰なのか、確実にわかるのです。
迷子になってしまうと最悪保健所で殺処分という事もありえます。
マイクロチップは愛犬の命を守るものであるということもいえます。
他にも、犬の泥棒です。
血統書付きの犬は、連れ去られて他のペットショップで売られるという事例もあります。
また某国でも富裕層の人たちが犬を飼うことがステータスとなっていて血統書付きの犬が飛ぶように売れるために犬の窃盗が流行っているというニュースもありました。
犬の窃盗に遭い、ペットショップで売られることになったとしてもマイクロチップを内蔵しておけば直ぐに身元がばれてしまうというメリットもあります。

② データの紛失がない

マイクロチップは、犬の皮膚内に埋め込まれますので、紛失することはありません。
中に記録されている番号も、書き換えることはできないようになっています。
また、耐久性も30年と言われていますので、一生涯使用することができます。
一度取り付けてしまえば、一生データが有効となるのです。

③ 災害時にも役立つ

予期せぬ災害が起こって、愛犬と離れ離れになってしまった時にも、マイクロチップは役立ちます。
特に東日本大震災の様な大規模の災害が起こった時に愛犬とはぐれてしまうことも少なくありません。
また避難所で生活するなどした時にも犬とはぐれて愛犬が行方不明なったという事例もあります。
災害によって首輪やリードが外れてしまっていても、マイクロチップを読み取ることで、飼い主さんが誰なのかすぐにわかるので役に立ちます。

・マイクロチップのデメリット

パピヨン

① 読み取り機がないとわからない

マイクロチップを入れているかどうかは、外から見ただけではわかりません。
専用の読み取り機がないと、番号を読み取ることができないのです。
また、読み取り機はどこにでも設置されているというわけではありません。
最近では、保健所や動物保護センターにも読み取り機を設置している所が増えてきているようですが、全国に普及しているわけではないのが実情です。
マイクロチップを装着していても、読み取り機がない所では、全く効果を発揮しないのです。

② MRIを撮る際に影響が出ることがある

ごくまれにですが、MRI撮影の際に影響があると言われています。
マイクロチップを入れている部位周辺の画像が乱れしまうことがあるのです。
ほとんどの場合は、影響がないとされています。
実際に、私が看護師として働いていた動物病院では、そのような例は一度も見られませんでした。

③ 装着時の痛みについて

マイクロチップは、普通の注射針よりも少し太い針で、犬の皮膚内に埋め込まれます。
痛みはほとんどない、と言われていますが、個体差はあると思います。
普通の予防注射でも、全く平気な犬もいれば、悲鳴をあげて痛がる犬もいます。
普通の注射でも痛がる犬であれば、マイクロチップ装着はそれ以上の痛みを感じるのかもしれません。

④ 道徳的、倫理的な問題

「生きている動物に個体識別のための電子機器を埋め込む」という行為自体に抵抗がある方もいるでしょう。
確かに、そのように感じるという意見もあって当然です。
安全なものとはいえ、マイクロチップは動物の身体にとって異物であることに変わりはありません。
道徳的にどうなのかという問題も発生するでしょう。

■マイクロチップ賛成と反対

マイクロチップについては、みなさんどのようにお考えでしょうか。
賛成や反対、様々な意見があって当然だと思います。
大切な愛犬のことを考えれば考えるほど、どうするべきなのか迷ってしまいますよね。
マイクロチップの賛成意見や反対意見について、動物病院で実際に飼い主さんから頂いた意見などをまとめてみました。

・マイクロチップ賛成意見

① 迷子になっても安心

マイクロチップ最大のメリットと言われるものです。
飼い主さん達にも、そのように感じる方が多いのでしょう。
迷子になっても、マイクロチップがあれば、身元を確実に調べることができます。
愛犬の見つかる可能性が格段にあがるのです。

② 災害時にも役立つ

災害というのは、いつ起こるのかわかりません。
飼い主さんが出かけていて、愛犬がひとりで留守番をしている時かもしれません。
混乱の中、首輪やリードが外れてしまうかもしれません。
また、飼い主さんを探して愛犬自ら彷徨ってしまう可能性もあります。
動物保護施設に保護されても、身元のわからない犬は多くいます。
そのような、もしもの時にマイクロチップは役立つのです。

③ 装着に時間がかからない

マイクロチップを取り付けるのに、そんなに時間はかかりません。
専用の注射器で注入するだけなので、手術や入院をする必要がないのです。
犬にとっても飼い主さんにとっても、そんなに負担がかからないことも魅力のひとつだと言えるようです。

・マイクロチップ反対意見

① 痛みが心配

やはり、痛みへの不安な意見は多くあります。心配になるのは当然ですよね。
処置をする側からすると、使用する注射針もそれほど太くなく、時間も一瞬ですので、「痛みはほとんどない」と考えます。
しかし、もちろん実際に経験したわけではありません。犬ではありませんので、本当に痛みがないかなどわからないのです。
実際、犬に注射針を刺した瞬間は、その周辺の皮膚がピクッと動きます。顔もこわばるような表情をしたり、小型犬などはキャンと鳴く場合もあります。
「マイクロチップ挿入の痛みはほとんどない」とされているのは、もしかすると人間側の勝手な考えなのかもしれません。

② 身体への影響はないのか

今のところ、ほとんど影響はないとされています。
マイクロチップは、身体に害のないような特殊ガラスで覆われています。
影響として1番多かったのが「体内での移動」ですが、今は移動しないように工夫されています。
しかし、海外に比べると日本ではまだマイクロチップがあまり普及されていません。
身体への影響については、今後も注意していくべき点だと言えるでしょう。

③ 行為自体に抵抗がある

体内に、異物を注入するのはどうなのか、という意見もあります。
番号で個体識別するのもロボットみたいで抵抗がある、などの意見も多いです。

■さいごに

マイクロチップ装着には、メリットもありますが、デメリットも多くあります。
このため、世間では賛成や反対など様々な意見があります。
メリットとデメリットについて正しい情報を集め、どうすればいいのか、家族とよく話し合うことが大切です。

参考記事になります。合わせて御覧ください。
犬のマイクロチップの費用や値段は?登録の仕方は?





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