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■犬のお尻(肛門)が臭い
愛犬のお尻(肛門)が臭いと思ったことはありませんか?犬には、動物特有の獣のような体臭がありますが、それとは別に、お尻が臭うこともあります。
うんちをするのですから、お尻が臭いのは当然のことですよね。通常であれば、普通に生活していてお尻の臭いが気になることはないでしょう。しかし、特にお尻に近づいたわけでもないのに、お尻が臭いと感じることもあるのです。
今回は、犬のお尻が臭いと感じた時の主な原因を6つ書いていきます。
① 下痢
下痢をしていて、お尻が汚れたままでいる場合、臭いが気になることがあります。
便がやわらかいと、お尻周りの毛に付着しやすくなります。
こまめに拭いてあげましょう。
② 肛門嚢の分泌物
犬には、肛門の両サイドに肛門嚢と言われる袋があります。
そこに分泌物が溜まり、臭いの原因となります。
しかし、それ自体は悪いものではありません。
犬には必要なもので、この分泌物から発する臭いで自分の臭いをつけ、マーキングをするのです。
犬同士のあいさつの際も、お尻を臭い合っていますよね。
お互いの臭いを確認しているのです。
肛門嚢の分泌物は、便と一緒に自然に排出される場合が多いですが、気になる場合は、指で押し出すこともできます。
肛門の下側両サイドを触ってみましょう。
ぷくっと膨れていませんか?
それを上に押し出すようにすると、肛門から分泌物が出ます。
分泌物は、黒色や茶色の液体で、かなりきつい臭いがします。
手袋やティッシュを利用した方がいいです。
飼い主さんができない場合は、動物病院でやってもらいましょう。
③ 肛門嚢炎
肛門嚢の分泌物が溜まりすぎて、炎症を起こしてしまう病気です。
肛門をかゆがったり、お尻をこすりつけるしぐさが見られたら注意しましょう。
定期的に肛門嚢の分泌物を出すことが予防になります。
④ 膣炎(メスのみ)
お尻の臭いではなく、膣からの臭いかもしれません。
膣炎を起こすと、膣から膿が出て臭いが気になります。注意深く観察しましょう。
⑤ 子宮蓄膿症(メスのみ)
子宮蓄膿症の場合も、子宮から膿が出ることがあります。
臭いの原因にもなります。
気になる場合は、すぐに病院へ行きましょう。
⑥ 膀胱炎
膀胱炎の場合、おしっこの臭いがきつくなります。おしっこが陰部やその周辺の毛に付くことで、お尻が臭うと感じることもあります。
・犬のお尻(肛門)の臭い対策
便をしたら、できるだけ肛門周りを拭いてあげましょう。
清潔に保つことで、臭いも気にならなくなります。
肛門嚢のチェックも忘れないでください。
犬がお尻を気にしたり、お尻を床にこすりつけるしぐさをすると、肛門嚢の分泌物が溜まっているのかもしれません。
室内でお尻をこすりつけると、その刺激で分泌物が排出され、床やカーペットなどに付着してしまいます。
そうなると、きつい臭いが家中に染み付いてしまうかもしれません。
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室内犬の臭い対策はこちらをご覧ください。
⇒室内犬(部屋)の臭い対策!消臭はどうしたらいい?
■さいごに
いかがでしたか?
お尻が臭いと気になりますよね。
あまりにも臭う場合は、肛門嚢炎などの病気も考えられます。
よく観察して、対処してあげましょう。
参考記事になります。合わせて御覧ください。
・プロキュア徹底解説。犬のうんちの臭いやうんちを食べるや便秘に効果があります
・室内犬のトラブルランキング!臭いや抜け毛や無駄吠えなどの対策教えます
・室内犬の臭い対策にはカンファペット。劇的な解決方法をご紹介
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