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犬の尿路結石の症状や原因や症状について解説

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犬

犬が頻尿になった!
犬がおしっこをする態勢をしているけどおしっこがでない!
そんなことはありませんか?
それは実は犬の尿路結石かもしれません。
あなたの愛犬のために尿路結石のお話をしましょう。

■犬の尿路結石とは

尿路結石とは、腎臓、尿管・尿道、膀胱のどこかに結石がある状態のことを指します。
石の種類は多種多様であり、下部尿路疾患、膀胱炎などが原因でもあります。
オスとメスでの病気のなりやすさに差異はありませんが、石の詰まりやすさは違ってきます。

●オスとメスの違い

石の詰まりやすさが違ってくるということは尿道の狭さに問題があります。
オスのほうが尿道が狭く、その為石が詰まりやすいのです。
その結果、尿が詰まり出なくなり、二次被害として腎不全や、最悪膀胱破裂などの症状も起こりえます。

・症状について

犬

結石の存在する場所によって症状は様々ですが、尿道結石になると痛みが強く表れることがあります。
背中を丸めたり、触ったり抱き上げようとするとキャン、と鳴くこともあります。
また、物理的な刺激によって、トイレに行く回数が増えたりおしっこをする動作を何回も見るといういわゆる頻尿や、尿に血が混じるなどが症状に出てきます。
逆におしっこが出ない場合はすぐに病院に連れて行ってあげてください。
尿が出ないまま放っておくと腎臓へのダメージが大きく、腎不全も発症しかねません。

・原因について

結石ができる原因については未だ不明な点が数多く存在します。
ただ、石ができる過程として膀胱炎の細菌や飲水量の低下、食餌などが挙げられます。
まず飲水量の摂取の減少で尿の量や排尿の回数も自然と少なくなります。
その為、尿の成分が濃縮され結石が出来やすくなります。
そして食餌ですが、マグネシウム、カルシウム、リン酸を多く含むフードは避けたほうがいいでしょう。
なぜ避けたほうがいいのかというと、ストルバイト結石(リン酸アンモニウム・マグネシウム)やシュウ酸カルシウム結石と、名前を聞くとわかりやすいですね。

自宅で尿検査をすると簡易に尿路結石を調べることができます。
詳しくはこちらをどうぞ。
犬の尿検査!自宅でのやり方やphの正常値や比重など解説

・治療法について

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治療法には大きく分けて2つあります。

1つは外科的治療法です。
手術をして結石を取り除くか、オスであれば尿道を新しく作ってあげるか。
ですが手術となると全身麻酔となってきますので、あまり高齢わんちゃんにはオススメできません。

2つめは内科的治療法です。
こちらは薬を使ったり、食餌で結石をコントロールしていくものになります。
下部尿路疾患系のフードに変えたり、今では石を溶かすサプリメントもあります。
ただ内科的治療法は根気が必要です。
すぐに結石が溶けてくれるわけではありません。
少し良くなったからといって途中で中止してしまうとすぐに再発してしまいます。
なのでかかりつけの獣医師さんとしっかり経過を観察していく必要があります。

■最後に

いかがでしたでしょうか?
近年では尿路結石を予防できるご飯も増えてきており、動物たちの医療もだんだんと進歩してきてはいます。
ですがその予防も完璧と言えません。
わんちゃんを守ることができるのは普段から一緒にいる飼い主さんです。
言葉を発せない分私たちがしっかりと見ていなければなりません。
早期発見が一番負担のない治療になってきますので、日頃の排尿チェックが大切ですね。

関連記事になります。合わせて御覧ください。

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愛犬のために知ってほしいこと


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