■自宅でかんたん、耳の中のお手入れ方法!
皆さんは、愛犬の耳の中って見たことはありますか?
耳の中が汚れている、頭をよく振っている、なんてことありませんか?
もしそうだとしたら、耳の中の危険信号かもしれません。
愛犬の耳の中を正常に保つために自宅でできる耳のお手入れを解説します。
●耳の中のお掃除道具!
耳そうじをしたいけど、何を用意したらいい?
そんな疑問にお答えします。
これを用意すればすぐにお手入れを始められます。
・イヤークリーナー
犬の耳の中にたらす洗浄液です。
たくさんのメーカーから色々な種類のイヤークリーナーがでていますが、広く知られているのが、株式会社キリカン洋行の、ノルバサンオチックという洗浄液です。
殺菌効果があります。
また動物病院でも実際に使用されている犬猫用の耳洗浄液になります。
動物病院で洗浄してもらうよりもAmazonで購入して自分でする方が安く済むのでおすすめです。
・綿棒(なければコットンでも可)
汚れをふきとるときに使います。
犬用の長い綿棒があるので、それを使うといいでしょう。
・イヤーパウダー
これは、耳の中に毛が生える犬種で、耳の中の毛を抜くときに少量ふりかけると毛が抜けやすくなります。
容器をさかさまにして、軽い力で容器を押します。すると、中から粒子の細かい粉がでてくるので、それをまんべんなく犬の耳につけてください。
強い力で容器を押すと一度にたくさんの粉がでてきてしまうので注意が必要です。
イヤーパウダーならこれがおすすめです。
耳洗浄後に耳の中を乾かすのにも使えますし、耳の中の毛を抜くときにも滑り止めになり便利です。
金額は少々高いですが、耳の中に毛が生える犬や耳の中が湿っている犬におすすめです。
特に湿りは悪臭に直結しますので注意しましょう。
●耳そうじの自宅でのやり方
自宅での耳そうじはけっこう簡単です。
順番を解説します。
・犬の耳の中に洗浄液をあふれるぐらいたくさん入れる
両耳に、あふれてくるぐらいたくさん入れましょう。
液をいれている途中で犬が頭を振ってしまい、洗浄液がとびでることがあります。
しっかり頭をおさえておきましょう。
・しばらく犬の耳の付け根をやさしくもむ
洗浄液で耳の中を洗います。
・犬にぶるぶる~とさせる
洗浄液を犬の耳から出します。
このとき、液が周りに飛び散るので、タオルなどを犬の耳の側面に添えておきましょう。
・綿棒で出てきた汚れをやさしく取り除く
力をいれてごりごりしてしまうと耳の中が傷つきます。
やさしすぎるぐらいの力で出てきた汚れをふき取ってあげてください。
表面の汚れのみふきとり、あまり奥の方まで綿棒をいれないようにしましょう。
また、綿棒は1度使ったら捨て、使いまわしはしてはいけません。
●耳の中に毛が生えている犬種
トイプードルやマルチーズなどのカット犬種は、耳そうじの前に指などで毛をある程度抜いておきましょう。
いちどにたくさんの毛をぬこうとしてしまうととても痛がります。
少しずつ抜いてあげるようにしましょう。
耳の毛抜きをするならばこちらの商品がおすすめです。
ピンセットでは取れないような細い毛もがっちり掴んで抜くことができます。
耳の中に毛が生える犬にどうぞ。
●耳掃除の頻度
耳掃除の頻度について解説します。
・どれぐらいの間隔で耳掃除すればいい?
もともと、犬の耳は何もしなくても正常に保たれるようにできています。
でも、たれ耳の犬種や、夏の気温があがって湿気が多くなる時期は、耳の中が蒸れて汚れやすくなったりもするので、時々耳の中を見て、すこし汚れているなと感じたら耳そうじをしてあげるといいでしょう。
確認する頻度の目安は汚れやすい子だと1週間に1回程度、あまり汚れない子は1か月に1度でいいと思います。
●こんな場合は要注意!
耳掃除をしていて注意する点についてお話しします。
・耳垢が黒く、耳の奥からたくさん出てきて、かゆがる
耳の中にダニが繁殖している可能性があります。
このダニは他の犬にもうつります。
一度病院で診察を受けましょう。
・さわると痛がる
耳の中が炎症を起こしているかもしれません。
自宅での耳そうじは控え、病院にまかせましょう。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
お手入れで普段から愛犬を気にしてあげていると、日常のささいな変化に気づくことができます。
思わぬ病気の発見につながるかもしれませんし、愛犬とのコミュニケーションや愛情も深まることでしょう。
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⇒犬の耳が臭い!赤い!茶色の膿が出る!痒がる場合はマラセチアかもしれません
⇒犬の耳が赤い!発疹や斑点やブツブツがある!原因と考えられる病気
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