目次
◆動物病院では基本的に全額負担
愛犬が病気になったら、心配ですよね。すぐにでも病院へ連れて行ってあげたいです。
しかし、同時に気になるのは費用のことです。動物病院は、人間の病院と違って、保険で3割負担というわけにはいきません。
動物にも民間の保険は存在しますが、基本的には飼い主の全額負担となります。
また、治療費が決まっているわけではないので、それぞれ病院ごとに決めることができます。ですので、病院によって治療費にも差がでてくるのです。
検査の内容は、症状の重さ、犬の年齢、また病院の方針によっても違ってきます。費用も病院ごとに違いがありますので、おおまかな参考程度にしてください。
◆動物病院での犬の治療費
今回は、犬の症状別に、必要になるであろう検査や費用について紹介します。
病院によって違いますのでおおまかな金額にはなりますが、参考にしてください。
●体をかゆがる(耳をかゆがる)
体や耳をかゆがる場合の費用になります。
①診察料
まず、診察料として1000円程度かかります。あとは皮膚検査に1500円から2000円程度です。
皮膚検査にも種類があり、顕微鏡で見るもの、培養する必要があるものもあります。大体2種類くらいの皮膚検査をおこなうとして、1500円×2の検査費用と考えてください。
皮膚検査でも、病院内でできるものと、専門の検査機関に出す必要があるものがあります。その検査をした場合は5000円から10000円程度かかります。
②薬料
あとは薬です。飲み薬として、2種類の薬が1週間出たとして小型犬で2000円程度、大型犬で5,000円程度かかります。
サプリメントが追加された場合は、プラス3000円程度かかるでしょう。
塗り薬は2000円程度のものが多いです。シャンプーが処方された場合は、3000円から5000円程度です。
薬の料金を全てあわせると、25000円から30000円かかると予想されます。
●目やに、目をかゆがる
まず診察料に1000円程度かかります。
眼の検査をすることになりますが、眼の圧力を測る検査、傷の有無チェック検査などがあります。
ひとつの検査に2000円程度かかります。目薬が処方されたら、ひとつ1000円から3000円程度です。
症状によって数種類の目薬を処方されることが多いです。
●足を痛がる
まず診察料に1000円程度です。
必要であれば、レントゲンを撮ります。撮る部位と枚数によりますが、小型犬10000円、大型犬20000円程度です。
ケガをしている場合は、処置をすることになります。
処置の内容によって費用は大幅に違います。2000円程度の簡単なものから、5000円程度かかるようなものもあります。
痛みどめなどの飲み薬が処方された場合は、1週間で小型犬2000円、大型犬5000円程度です。塗り薬は2000円程度のものが多いです。
●下痢、嘔吐
犬の下痢や嘔吐の際の費用になります。
①診察
まず診察料に1000円程度かかります。下痢の場合は、便検査1000円程度が行われることが多いです。
②血液検査
下痢や嘔吐がひどい場合には、血液検査が行われる場合があります。血液検査の内容によりますが、簡単なもので3000円、詳しいもので8000円程度かかります。
専門の血液検査機関に頼む場合は、10000円程度するものもあります。
③点滴
脱水症状が見られた場合には、皮下点滴をすることがあります。
犬の皮膚は、筋肉との間に隙間があります。そこに点滴をすることで、水分補給ができるのです。
血管から点滴をするより手軽にできます。小型犬で3000円、大型犬で5000円程度かかります。
④薬料
薬は、下痢止めや整腸剤、吐き気止め、胃薬などいろいろあります。
例えば2種類の薬を1週間処方されたとすると、小型犬で3000円程度、大型犬で5,000円程度かかります。
薬の種類や量が増えると費用も増えていきます。
●尿に異常がある(血尿、においがきつい、排尿時に痛がる)
診察料の1000円と、尿検査が行われます。尿検査も簡単なもので1500円程度、専門の検査機関に出す場合は5000円程度かかります。
尿検査の際に、膀胱から直接尿を取る場合があります。その場合は処置をする必要がありますので、処置料として2000円程度かかります。
飲み薬は種類と量にもよりますが、1週間処方されると、小型犬3000円、大型犬5000円程度かかります。
●咳が出る
診察料1000円と、レントゲン検査が行われます。
主に心臓や肺のレントゲンなので、小型犬6000円、大型犬10000円程度です。枚数が増えると費用もかさみます。
飲み薬は、他の症状と同様、1週間処方されると小型犬3000円、大型犬5000円程度かかります。
●元気がない、食欲がない
原因がわからないので、全体的な検査を勧められることが多いです。
医師と検査内容を相談して決めましょう。診察料1000円と、血液検査をすれば3000円から8000円程度かかります。
エコー検査なら5000円程度です。処置として、皮下点滴が行われることもあります。小型犬で3000円、大型犬で5000円程度でしょう。
検査の内容や種類によって、かかる費用は違ってきます。
必要のない検査は、お金もかかりますし、犬にも負担がかかります。獣医師と相談して、どの検査が本当に必要なのか、しっかりと判断しましょう。
◆まとめ
費用について、病院に直接聞くことをためらう方は多いのではないでしょうか。
しかし、事前にきちんと確認をしましょう。費用について不満があると、今後の治療にも問題が出てきます。しっかりと確認して、納得して治療を受けることが大切です。
検査の内容や種類によって、かかる費用は違ってきます。必要のない検査は、お金もかかりますし、犬にも負担がかかります。
獣医師と相談して、どの検査が本当に必要なのか、しっかりと判断しましょう。
こちらは関係記事になります。合わせて御覧ください。
・動物病院で犬の診察料金っていくらかかるの?元動物看護士が答えます。知らないで動物病院に行って恥をかかないために
・動物病院で犬の予防接種や健康診断をする時の料金、費用は?元動物看護士が答えます。初めての方必見!
・愛犬が動物病院で治療することに!金欠で治療することができない!?突然の出費に備えてペット保険があります
・犬の動物病院の賢い選び方6選。時にはセカンドオピニオンも大切です
ペット保険のススメ
動物病院で治療をする場合、10万円以上かかることも少なくありません。
動物病院は自由診療になっていて病院ごとに金額が異なるのが特徴です。時にはとても高額な動物病院もあります。
その様な場合、全額自己負担になってしまします。
通院などすればその度に出費がかさみます。
愛犬が元気な時にこそペット保険は必要なのです。
とは言ったもののどこに入ればいいか迷いますよね?
保険会社ごとに補償内容や料金が全く異なります。
費用の負担率を減らしたいのか、毎月の掛け金を減らしたいのか、適応される病気はどこまでなのかなど特色があります。
そういう場合にはいくつかの保険会社に資料を取り寄せて比較するのが一番です。
今回は大手ペット保険会社の4社の資料を無料で取り寄せることができる会社をご紹介します。一括請求なのでとても便利です。
必ず契約しなければいけないわけではありません。まずは資料を確認してみてペット保険の意味について知ることが大切なのです。
資料請求はこちら
ペット保険、くらべて安心♪完全無料で最大4社のパンフレットを一括請求!
「愛犬を動物病院に連れていきたいけど費用はどのくらいかかるんだろう?」
「愛犬の病気を治してあげたいけど高額費用を支払う余裕がない…」
という飼い主さんはとても多いです。
動物病院で治療する場合、病気によっては10万円以上かかる場合があります。
動物病院で治療すれば助かった命が年に何件もあります。
お金の問題で愛犬の寿命を縮めないためにも愛犬が元気なうちにペット保険に加入することが大事になります。
でも「ペット保険っていうけど、どういう保険があるの?」という疑問も出てくるかと思います。
ペット保険の加入に迷った場合には、ペット保険の一括資料請求がおすすめです。
複数のペット保険の資料を比較することで「あなたと愛犬にとって一番ベストの保険が分かる」というメリットもあります。
利用は無料です。詳しくはこちらをご覧ください。
>>>ペット保険の一括資料請求を試しに見てみる(無料)<<<
