吐く、嘔吐する 血尿をする

犬が血尿して嘔吐する原因とは?何の病気?

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■犬が血尿して嘔吐をする場合に考えられる原因とは

ワンちゃんが血尿、そして吐いた、食欲もない!こんな状態が見られたらすぐに動物病院に連れて行ってください。
その症状「急性腎不全」かもしれません…
腎不全にはその経過によって急性腎不全と慢性腎不全がありますが、今回は血尿の症状が出る“急性腎不全”についてお話ししていきます。

■急性腎不全の症状と原因

急性腎不全の症状と原因を解説します。

《症状》

食欲不振、吐き気、嘔吐、水溶性の下痢、血尿、乏尿(尿量が減る)、無尿(尿が出なくなる)などが主な症状です。
急性腎不全は数時間から数日のうちに急激に悪化することが多いのが特長です。

《原因》

原因となる障害の発生部位によって3つに分けられています。
腎前性腎不全:心疾患などが原因で腎臓へ流れる血液量の低下することで起こる
腎性腎不全:腎臓の構造そのものが障害を受けることで起こる
腎後性腎不全:腎臓で作った尿が尿管閉塞などの理由で排泄されなくなることで起こる
中でも腎後性腎不全が圧倒的に多いです。
ワンちゃんには尿路結石症(膀胱結石や尿管結石、尿道結石)が非常に多く見られ、それら結石によって尿路が閉塞し、腎臓で作った尿が排泄されずどんどん溜まることで腎不全が起こります。
おしっこが出なくなると約1日で亡くなってしまうというのは、この急性腎不全が原因なのです。

■急性腎不全の検査

犬

血尿や嘔吐が見られたらすぐに動物病院で診察を受けましょう。
その際に行われる検査は以下のようなものがあります。

●血液検査

主に生化学検査と血球計算検査、電解質検査をします。
急性腎不全ではカリウムの値が高くなっていることが多く、高カリウム血症を治療しないと致命的な容態になります。
腎不全では、血中の「BUN(ビーユーエヌ)」、「CREA(クレアチニン)」が高値を示します。

●尿検査

血尿の原因を調べるために尿検査も行います。
ここで尿中に結晶が出ていて尿路結石症が見つかる場合もあります。
自宅で尿検査する方法もあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
犬の尿検査!自宅でのやり方やphの正常値や比重など解説

●レントゲン検査

腎臓の大きさを確認します。
急性腎不全では腎臓が腫れて大きくなっているまたは萎縮して小さくなっていることが多いです。
急性腎不全の原因が尿路結石である場合は、どこで結石が悪さをしているのかの特定もできます。(結石はレントゲンに白く写ってきます)

●超音波(エコー)検査

ここでも腎臓の形や大きさを調べます。

■急性腎不全の治療

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早急に治療を開始しないと、亡くなってしまうことが多い病態です。
ただ、慢性腎不全と異なり、急性腎不全は低下した腎機能の回復が十分見込めるので、早期に治療できるかどうかが鍵となります。

《尿が出せないために起こった急性腎不全の治療》

結石など物理的な理由で尿が出ない状態では点滴して毒素を外に出す治療ができないので、まず尿が出るようにする処置を行います。
尿路結石が原因ならそれを取り除く処置または手術をします。
手術ができないほど状態が悪い場合は、膀胱に専用の針を刺してとりあえず溜まったおしっこを抜き取るという手段もあります。(一時しのぎでしかないですが…)
尿が出せるようになったら、体内の毒素を出すためどんどん点滴をします。
点滴をすると尿量が増えるため、尿とともに毒素が排出されます。
数日点滴治療をし続けて、血液検査の値が落ち着いてくれば、一安心といったところ。
カリウムが高くなると危険な状態になるので、それも調整しながら点滴を行います。
数値が落ち着いて食欲が戻った後は、腎臓病用の療法食を食べてもらい、定期的に病院に通ってもらうことになります。(皮下点滴や定期的な血液検査)

《腎前性・腎性の腎不全の治療》

どちらも治療は点滴治療ですが、心臓にも疾患がある場合は、点滴で水分を入れすぎると心臓に負担をかけるので慎重に行う必要があります。
また、腎性の腎不全の場合は、「無尿」と言って尿を作る腎臓の機能自体が障害を受けているので、点滴で水分を入れても尿が作れず、毒素が外に出せないという状態になっています。
この状態では点滴でどんどん水分を入れることができないので、どちらの場合も残念ながら予後は良くありません。

※病院によって治療方法は異なりますので、ご了承ください。

■まとめ

急性腎不全少しでもお分かりいただけたでしょうか。
血尿、嘔吐があっても必ずこの病気というわけではありません。
4つ足動物であるワンちゃんはもともと人間より嘔吐しやすい体のつくりになっています。
何もなくても吐きます。本当によく吐きます。
軽い膀胱炎になっていて血尿が出た日に、たまたま吐いたということも考えられますからね、過度に心配しすぎずに、まずは動物病院で診察を受けてみてください。

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