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犬が咳をする時に気を付ける病気4選

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◆愛犬の咳には要注意!

愛犬が咳をしたら、それは病気のサインです。ごはんや水が気管に入ってしまい、一時的に咳をすることは、犬でもよくあります。いわゆる、「むせる」という状態です。しかし、そのような一時的な咳ではなく、慢性的に咳が続く場合、それは病気である疑いがあります。

①気管支の病気

咳をする病気として一番多く見られるのが、気管支炎です。気管支が炎症を起こしてしまう病気で、細菌による感染で起こります。薬を服用することで治りますので、それほど心配するような病気ではありません。
しかし、老齢犬や短頭種である場合、気管虚脱という病気の可能性もあります。気管支が押しつぶされて細くなり、呼吸がしにくくなってしまう病気です。咳の様子が明らかにいつもと違う、咳をするときに呼吸困難のようになる、などの症状がひどい場合は注意しましょう。医師の診断が必要になりますので、早めに受診することが大切です。

こちらが気管虚脱の動画になります。

犬の気管虚脱!症状や原因や治療法や薬を解説

②肺の病気

肺炎など、肺に炎症が起こった場合にも咳がでます。細菌による感染が原因であることが多く、それほど重篤でなければ、薬の服用で治ります。
肺の病気でこわいのは、肺腫瘍です。肺に腫瘍ができている場合にも咳がでます。咳だけではなく、嘔吐、元気がない、食欲減退など他の症状もあらわれます。体の他の部分にできてしまった腫瘍が、肺に転移して起こる場合が多いです。命に関わる病気ですので、早めに病院に相談しましょう。

③心臓の病気

心臓に疾患がある場合にも咳がでます。心臓の病気は遺伝的なものが多く、小型犬によく見られます。マルチーズ、チワワ、キャバリアなどの犬種は特に注意が必要です。この病気は、完治というものが非常に難しい病気です。薬を服用することで症状を抑え、できるだけ負担を軽くしていくという治療になります。長く付き合っていく病気になりますので、信頼できる獣医師を見つけること、飼い主による献身的なケアが大変重要になります。

こちらが僧房弁閉鎖不全症の動画になります。

④フィラリア症

フィラリアに感染した犬も咳をします。咳の他に、元気がない、食欲不振、ふらつき、血尿などの症状があらわれます。この病気は、症状としてあらわれた時には、すでに重症である場合が多いです。フィラリア症は蚊が媒体となるので、比較的感染率の高い病気といわれていますが、正しく薬を使用すれば予防できる病気です。飼い主が毎月しっかりと予防薬を飲ませることが必要です。毎年の血液検査も必ず受けましょう。

 

◆まとめに

愛犬が咳をして苦しんでいる姿は、飼い主にとって、見るのもつらいことでしょう。予防できる病気はしっかりと予防し、気になる症状があれば早めに病院に行きましょう。

 

参考記事になります。合わせて御覧ください。

・ 犬の咳が止まらない!元動物看護士が原因を簡単に解説

犬の心臓病。飼い主が必ず気を付けたいこと5選

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愛犬のために知ってほしいこと


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