目次
◆犬の目の怖い病気
犬の眼の病気として、代表的なものに白内障があります。
人間にもあるように、犬にも白内障があるのです。
今回は、白内障とはどういう病気なのか、その原因や治療法などについて書いていきます。
●白内障とは
白内障とは、簡単に言えば、眼が白く濁ってしまう病気です。
眼の中にある、水晶体と言われるレンズのようなものが、白く濁ってしまうのです。
私たちが見てもすぐにわかりますので、愛犬の眼をよく見てあげてください。
白内障は、眼が白く濁ってしまうことにより、だんだんと視力が落ちていき、最終的には眼が全く見えなくなってしまう怖い病気です。
●白内障の原因
白内障の原因について解説します。
1加齢によるもの
人間と同じで、加齢とともに白内障のリスクが高まっていきます。
早い犬では5歳から6歳で白内障を発症する場合もあります。
10歳前後になると、犬種によらず、軽度の白内障にかかる犬が多くなります。
2遺伝によるもの
遺伝的に白内障になりやすい犬種があります。
トイプードル、ミニチュアダックスフンド、ミニチュアシュナウザーなどがそうです。
大型犬よりは小型犬の方が白内障になりやすいと言われています。
この犬種の場合は、年齢に関わらずに発症する可能性があります。
3糖尿病によるもの
糖尿病にかかっていると、合併症として白内障を併発することがあります。
もともと加齢によって白内障を発症している場合などは、進行がより早まってしまいます。
●白内障の症状
飼い主が異常に気付くのは、眼の白い濁りが目立ってきた時でしょう。
つまり、白内障がすすんでしまっている状態の時です。
初期の段階では眼の濁りも少なく、犬にも大きな変化はないので、飼い主が気付くのは難しいでしょう。
また、視力の低下による症状もでます。
物によくぶつかるようになった、よく転ぶようになった、など、眼が見えていないかもしれないと思ったら、すぐに受診しましょう。
●白内障の治療法
白内障の治療法について解説します。
1点眼薬
主に、点眼薬で進行を抑えることになります。
白内障の進行がすすむと、最終的には眼が全く見えなくなってしまいます。
点眼薬によってできるだけ進行を抑えることで、症状をコントロールしていきます。
完全に治してしまうという方法ではありませんが、加齢によって起こる白内障は、ほとんどが点眼薬による治療をおこなっています。
また市販薬に「ドッグクララスティル」というものがあります。
アメリカで開発されて特許を取られている注目の点眼薬でもあります。
効果はいか程かは分かりませんが、詳しくは公式ホームページをご覧ください。
2手術
場合によっては、外科的な手術をすることもあります。
眼の濁りの原因となっている水晶体を取り除いてしまうのです。
この場合、点眼薬による治療と違って、根本的な原因を取り除くことになるので、白内障は完治します。
取り除いた水晶体の代わりには、人工のレンズを入れるので、再発の心配もありません。
このような手術をおこなうのは、白内障によって他の眼の病気を併発してしまう可能性がある場合や、あまりにも若い年齢で白内障になってしまった場合です。
◆最後に
白内障にかかってしまうと、最終的に眼が見えなくなってしまうのが心配です。
犬は自分で、「見えない」ということを私たちに伝えることができません。
日頃から愛犬をよく観察し、早めに気づいてあげることが大切です。
参考記事です。こちらも合わせて御覧ください。
・犬の目の充血!白い!赤い!目の色がおかしい場合の病気と原因のまとめ
・・犬の目に起こる!よくある病気5選
・・目やにが出た時のよくある犬の病気4選
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