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◆犬の肝臓の病気
犬が肝臓を患ったら、どのような症状がでるのでしょうか。
肝臓には、多くの働きがあります。
食べたものを消化したり、貯蔵したり、また毒素を分解する役割もあります。
このように、肝臓はたくさんの重要な働きをする臓器なので、比較的丈夫な構造になっています。
多少、細胞が壊れてしまっても、症状として出にくいのです。
それ故に沈黙の臓器とも言われています。
つまり、症状がでてきた時には、毒素の分解などが追い付かずに全身に症状が現れる場合があります。
そうなるとすでに肝臓病が進行している場合が多いのです。
今回は、肝臓病の主な種類やその症状、治療法などについて、紹介します。
① 急性肝炎
犬伝染性肝炎やレプトスピラ感染症が、これにあたります。
中毒や細菌やウイルスが原因になる場合が多いです。
感染した犬の尿や便、吐いたものから感染がひろがります。
年に1度のワクチンで予防できる病気です。
・症状
嘔吐、下痢、黄疸が見られます。
歯茎や眼の白い部分が黄色くなっていると危険ですので、注意しましょう。
さらに重症化すると、筋肉の痙攣や衰えなどの神経症状が現れたりする場合もあります。
・治療法
抗生剤などの内服薬、点滴の治療です。
感染防止のため、隔離入院が必要となります。
十分な休息や栄養のある食事で体力を回復させてあげることも必要になります。
② 慢性肝炎
慢性的に、肝臓の細胞に炎症がおこってしまう病気です。
原因はわからない場合が多いですが、ビーフジャーキーなどの食事を摂りすぎるとよくないと言われています。
初期の症状ではあまり表に出ることがなく気づきにくい病気とも言われています。
しかし、放置すると肝硬変になったりもするので犬の様子には注意して観察しましょう。
・症状
食欲不振、元気消失、嘔吐、下痢、黄疸が見られます。
症状が出た時には、既に進行している場合が多い病気です。
血液検査では比較的早くからわかりますので、定期的な検査をおすすめします。
・治療法
病気がこれ以上進まないように、抗生剤や肝臓の機能を助けるお薬を飲みます。
また、肝臓疾患用の食事がありますので、それを食べさせることで病気の進行を食い止めます。
③ 肝硬変
慢性肝炎が進行し、最終的に肝臓がほとんど機能しなくなった状態です。
・症状
慢性肝炎と同様の症状の他に、痩せ細る、貧血などが見られます。
食欲が低下することにより、元気も無くなってきます。
・治療法
慢性肝炎と同様の治療法です。
肝硬変を根本的に治すことはできません。
これ以上、肝臓の細胞が壊されるのを防ぎながら食事療法などで進行を遅らせることが大切になります。
④肝臓のガン(腫瘍)
肝臓に腫瘍ができます。
・症状
肝臓がんの初期症状を発見するのは難しいです。
行進行するにしたがって犬の元気が無くなったり、食欲がなくなったりとしてきます。
また悪化すると肝臓が腫れて、外から見ても分かるくらいの状態になります。
・治療
治療を種類には手術により腫瘍を取ることになります。
手術をすることができなければ、抗がん剤や放射線での治療になります。
⑤門脈シャント
生まれつき血管に異常がある病気です。
「門脈」と言われる、本来は小腸から肝臓につながっている血管があります。
その血管が肝臓につながらずに、そのまま全身をまわる血管につながってしまっている病気です。
肝臓を通らないので、毒素が分解されず体内に循環してしまいます。
また、肝臓に栄養がいかないので、肝臓自体が小さくなってしまいます。
・症状
元気はありますが、食欲不振などが見られます。
1歳未満の小型犬に多く見られる病気です。
あまりごはんを食べず、平均より小ぶりな犬は注意しましょう。
・治療法
外科的な手術で完治する病気です。
病院に相談しましょう。
◆さいごに
肝臓の病気は、気づきにくいものが多いです。
症状が出た頃には、もう手遅れの状態なんて悲しいですよね。
早めに気づくためには、定期的な血液検査が必要です。
1年に1度は血液検査をして、病気の早期発見につとめましょう。
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