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■犬のサマーカット
毎日暑い季節がやってきましたね。
私たちにとってもつらい季節ですが、犬たちにとっても、暑い夏は過ごしにくいものです。
ましてや、犬は全身を毛で覆われています。「全身に毛皮をまとって、暑そうでかわいそう。」「短く刈って、サマーカットにしてあげよう。」そう考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、ちょっと待ってください。
犬のサマーカットには、メリットとデメリットがあります。今回は、犬のサマーカットについて、ご紹介します。
●犬のサマーカットとは
サマーカットとは、夏の暑い季節に犬の毛を丸刈りのようにしてしまうことです。
元々は長い毛の犬種でも、バリカンで刈って短くしている犬が多くいます。
尻尾や頭の部分などを残すデザインも人気です。
いつもは見えない体のラインが見えて、なんともかわいいですよね。
サマーカットは、夏の犬の人気定番カットと言えます。
●メリット
まずはメリットを記載します。
① ケアがしやすい
毛玉などができていた場合でも、短く刈ってしまうことで、全てキレイになります。
汚れてしまった場合もシャンプーしやすいですし、毎日のブラッシングも必要ありません。
夏のレジャーで、多少汚れてしまっても大丈夫です。
② 見た目がかわいい
サマーカットは、見た目がかわいいですよね。つるっとしたボディは、さわり心地もいいですし、毛の長い時とは違うかわいさがあります。
夏にしか見ることのできない姿なので特別感もあります。
●デメリット
続いてはデメリットを記載します。
① 皮膚を守る機能がなくなる
犬の毛には、皮膚を守る役割があります。気温や直射日光から、皮膚を守っているのです。
ノミやダニなどの虫が皮膚につくのを防ぐ役割もあります。
サマーカットにして毛を短く刈ってしまうと、皮膚を守る機能が失われてしまいます。
外の気温や直射日光の影響を、皮膚が直接受けてしまいますので、犬にとっては余計に暑く感じることになります。
見た目には涼しそうに見えるサマーカットですが、皮膚が見えてしまう程短くしてしまうことで、犬にとってはさらに暑く感じさせてしまうのです。
② バリカン負け
バリカンを皮膚に近い場所にかけることで、皮膚の弱い犬はバリカン負けを起こすことがあります。
真っ赤になってかゆみを伴う場合は、病院へ行きましょう。
③ 元の毛並みに戻らない
犬種によっては、元の毛並みに戻らないことがあります。
短く刈ってしまうことで、ホルモンが影響して毛質が変わってしまったり、元の長さに戻らない場合があります。
元々は毛の長い犬種に多く見られますので、注意しましょう。
■さいごに
全身のサマーカットは、犬にとって決して涼しいものではありません。
涼しさを求めるなら、お腹や太ももあたりの毛を刈るのがいいでしょう。
メリットとデメリットをきちんと理解して、自分の愛犬にはサマーカットが本当に合っているのか、しっかりと考えることが大切です。
参考記事になります。ご参考ください。
・犬の熱中症の症状に注意!痙攣や死亡を引き起こす犬の熱中症を防ぐ注意点4つとその対策と対処法
・皮膚の弱い犬は必見!夏バテ対策も。最低限知っておくべき事6つ
⇒犬をトリミングする値段や時間はどのくらい?いつからするもの?
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