水をよく飲む、全然飲まない

犬が水をよく飲む病気の原因4選。飲む量についても解説

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◆犬が水をよく飲むときには病気のサイン!?

愛犬の飲む水の量は把握していますか?犬がいつもより多く水を飲んでいる場合、もしかするとそれは病気のサインかもしれません。

まずは、犬の平均的な飲水量について理解しておきましょう。一般的に、体重(kg)×50(ml)が1日の平均的な飲水量と言われています。

夏の暑い時期や、運動の後、興奮したときなどは、飲む水の量も増えてきますので、これより少し多いくらいでも心配はいりません。

病院へ行く目安としては、1日の飲水量が、体重(kg)×100(ml)程度になったときと言われています。

この量の水を飲む日が続く場合は、病院へ行きましょう。
犬の飲水量の測り方ですが、まずペットボトルに一定量の水を入れておきます。そこからお皿に少しずつ移して飲ませるようにして、減った分を測るようにしましょう。

①ホルモンの病気

ホルモンの分泌に異常がある場合、水をよく飲むという症状があらわれます。

その他にも、肥満や脱毛などの症状がみられますので、様子がおかしいと思ったら、病院を受診しましょう。

血液検査で診断される病気です。基本的には、薬を服用することで症状を抑えることができます。

早めに発見して、症状を和らげてあげましょう。

②腎臓の病気

腎臓の機能が低下している場合にも、水をよく飲むということがあります。おしっこの量が増え、水のように薄い場合は注意しましょう。病院での尿検査や血液検査が必要です。

食事療法や、薬の服用で症状を抑えることができます。

しかし重篤になると、おしっこを作ることができない病気、尿毒症になってしまう恐れがあります。

命に関わる病気ですので、早めに見つけてあげることが大切です。
腎臓病については『犬の腎臓病の症状。急性腎不全と慢性腎不全で症状が違います』で書いています。

③糖尿病

症状としては、水をよく飲むことの他に、食欲増進、体重減少などが見られます。

血液検査でわかる病気です。肥満や加齢、遺伝によるものが原因と言われています。

治療としては、薬の服用やインスリンの投与などで、症状をコントロールしていくことになります。

長く付き合っていく病気になりますので、飼い主によるケアが大切となってきます。

④子宮蓄膿症

子宮に膿がたまってしまう病気です。水をよく飲む、膣から膿が出る、元気がないなどの症状があらわれます。

避妊手術をしていない雌犬にみられる病気です。

緊急手術が必要となる場合もありますので、これらの症状が出た場合は、すぐに病院を受診しましょう。

 

◆さいごに

 

「水をよく飲む」という症状だけでも、疑われる病気があります。

飲水量には、普段から水をよく飲む犬、あまり飲まない犬と個体差があらわれるものです。

いつもそばにいる飼い主にしか、気付くことの難しい症状だといえます。

愛犬の変化にすばやく気づいて、正しい対処をしてあげましょう。

 

「愛犬にはいつも綺麗な水を飲ませてあげたい」という方にオススメ。
普段飲んでいる水が病気の原因になる場合もあります。
水の交換も不要でとても便利です。

参考記事になります。合わせて御覧ください。

犬が水をよく飲む!下痢や吐く場合の原因と病気

犬の腎臓病の症状。急性腎不全と慢性腎不全で症状が違います

犬の尿毒症!症状や余命は?原因や治療法も解説

犬の尿毒症の末期症状とは?症状別の余命解説

犬が水を大量に飲む!そして吐く!その原因とは?病気なの?

 

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