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■犬の感染症ケンネルコフ
犬の感染症で気を付けなければいけないものにケンネルコフがあります。
ケンネルコフとは、犬舎の咳という意味で咳をするのが特徴的です。
ケンネルコフは別名犬伝染性気管支炎と呼ばれ、ウイルスに感染することにより病気にかかります。
今回は、感染症の一つであるケンネルコフについて解説します。
●感染症とは
感染症とは、細菌やウイルスが体内に入ることにより感染します。
感染症にかかることにより様々な症状が出て病気にかかります。
犬から犬にかかる感染症と犬から人に感染する感染症とがあります。
人に感染する感染症は主に狂犬病があります。
●ケンネルコフの症状
ケホケホという乾いた空ぜきが続くのが主な特徴です。
微熱が出る場合もあります。
人間でいう風邪のような症状になります。
他にも嘔吐や食欲低下も見られます。
嘔吐物をのどに詰まらせて呼吸困難に陥ることもありますので注意しましょう。
健康な成犬の場合、微熱が続いた後に咳が終息し4、5日くらいで治る場合も多いです。
他の感染症に併発した場合に高熱や鼻水などが出たり、こじらせて肺炎にかかることもあるので注意が必要です。
成犬はそこまで悪化はしませんが子犬や体の弱い犬が感染すると最悪、死に至る怖い病気になります。
こちらがケンネルコフの動画になります。
●ケンネルコフの原因
ケンネルコフは、ウイルスにより感染します。
その主なウイルスはパラインフルエンザウイルスとイヌアデノウイルスになります。
他にもマイコプラズマや他の細菌により発症する場合があります。
これらが複数感染すると重篤になる場合もあります。
感染経路は、犬からで咳やくしゃみにより飛沫感染になります。
また感染した犬の排泄物や嘔吐物に触れることにより感染する場合があります。
犬が多く集まるところで感染する場合が多いです。
●ケンネルコフの治療
気管支炎の一つ、ケンネルコフを治療するには気管支拡張薬を使用します。
もしくは咳止めの薬を使用する場合もあります。
マイコプラズマや他の細菌が原因の場合は抗生物質で治療することが可能になります。
対症療法での治療になります。
軽症の場合は、自宅で安静にしておくだけで大丈夫です。
●ケンネルコフの予防
ケンネルコフの原因となるのは主にパラインフルエンザウイルスとイヌアデノウイルスになります。
これら二つのウイルスは、ワクチン接種により予防、もしくは感染しても軽症で済む場合が多いです。
かかりやすい病気になりますのでワクチンの予防接種をすることをオススメします。
他にはペットショップやコンテストなど犬が多く集まるであろう場所には行かないことも予防に繋がるでしょう。
●人獣共通のウイルス
ウイルスは犬だけが発症するものだけではなく、人獣共通のウイルスもあります。
それを人獣共通感染症といいます。
犬から人に感染する場合があるのです。
有名なウイルスでは狂犬病になります。
病気を疑われる犬の排泄物や嘔吐物は必ず素手で触らずに手袋を付けることが大切です。
排泄物や嘔吐物を通じて二次感染する場合が多いのです。
人獣共通のウイルスに感染しないように排泄物や嘔吐物の処理は気を付けましょう。
■さいごに
ケンネルコフは、感染症の中では感染力が強くてよく感染する病気になります。
感染したからと言って必ずしも発症するわけではありません。
また発症しても免疫力が高い成犬なら数日で治ってしまうことが多いです。
日ごろから食生活に気を付けて免疫力を高めておくのがケンネルコフに対する何よりの予防に繋がるのです。
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