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犬のよだれが多い!止まらない!原因から考えられる病気など7選

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■犬のよだれが多い!止まらない!

「犬がいつもより多くよだれをたらしているけどどうしたのかな」という経験はありませんか?

皮膚に汗をかかない犬は体温調整をする場合に肌から熱を放出することができません。
なので口で「ハァハァ」と息をすることで体温調整をしています。
口で体温調整をする時によくよだれが出たりしますが、一般的に正常な作用になります。
また他にも食べ物を前にして「待て」をしている状態の時、運動をしている時などもよくよだれをたらします。
特に口吻(口先)が短い犬種や下唇のたれている犬種はよだれを多くたらす傾向があります。
しかし、それがいつもより量が多かったり、異臭があったり、あぶく状になっていたり、血が混ざっていたりすると何かの病気のサインかもしれません。
よだれが多い場合に考えられる病気をご紹介します。

 

●よだれを流す時に考えられる病気

犬がよだれを多く流す時に考えられる病気です。

 

① 消化器系の疾患

消化器系の疾患で多いのは食道と胃のトラブルです。
主に食道梗塞や食道狭窄などがあります。
つまり食道に異物が詰まってしまうのです。
異物が詰まっている時にそれを吐きだそうとして吐き出せない場合によだれだけたらすということがあります。
異物を飲み込んだり、餌を一気に食べたりする子犬に起こったりするので注意しましょう。

 

② てんかん

犬が突然、泡をふいて痙攣を起こし倒れた場合はてんかんが考えられます。
大体の場合は、数分で痙攣が治まりまた普通の状態に戻るのが特徴です。
動物の中で犬はよくてんかんを起こすと言われています。
数分で痙攣が治まるなら大丈夫ですが、長い事続くようでしたら至急動物病院に連れていくことが大切です。
詳しくは『犬が痙攣で倒れる!突然、気絶した場合てんかんの可能性大。元動物看護士が対処法4つを教えます』をご覧ください。

 

③ 口腔内の疾患

よだれが多く出る原因として一番多いのが口腔内の疾患です。
口腔内の疾患とは、口内炎、舌炎、歯肉炎などの指します。
口腔内が炎症を起こすことでよだれが多く出ます。
口腔内に炎症が起きた場合には、口臭がひどくなったり、ご飯を食べづらそうにしたりしますので注意しましょう。

 

④ 熱中症

犬がぐったりして、大量のよだれをたらしている場合は熱中症の可能性があります。
犬は元々暑さに弱い動物です。
夏などで元気も無く、よだれを多く流している場合は熱中症を疑った方がいいでしょう。
夏に気を付けるべき犬の病気。熱中症や皮膚炎など5選
犬の熱中症の症状に注意!痙攣や死亡を引き起こす犬の熱中症を防ぐ注意点4つとその対策と対処法

 

⑤ 中毒

中毒症状でよだれが大量に出る場合があります。
特にチョコレートを食べると、大量のよだれや嘔吐や痙攣や下痢や発熱などの中毒症状が現れます。
症状が現れたら至急、動物病院に行くことをオススメします。
こちらも参考にどうぞ。『犬に食べさせてはいけない食べ物11選。それ食べると死んじゃうよ!

 

⑥ 歯や口内に物が詰まった場合

ご飯を食べて歯に骨が詰まっていたり、口内の異物が刺さっている場合もよだれが多く出る場合があります。
これは犬がそれを気にして口を開けたままにしているのが原因になります。
異物を取り除くことでよだれが多く出ることがなくなります。
口腔内に異物がある場合には、顔をこすったり鼻水に血が混じったりということもありますので注意しましょう。

 

⑦ 乗り物酔い

乗り物酔いした場合にもよだれが大量に出る場合があります。
乗り物から降りて少し様子をみましょう。

 

■さいごに

犬がよだれをたらすというのは正常な状態です。
しかし、それが多くなると何かしらの病気にサインかもしれません。
愛犬がよだれを多く流したら前述のことを気を付けて、必要ならば至急動物病院に駆け込むことをオススメします。

関連記事になります。合わせて御覧ください。
犬が痙攣で倒れる!突然、気絶した場合てんかんの可能性大。元動物看護士が対処法4つを教えます

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愛犬のために知ってほしいこと


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