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■犬の脱毛
愛犬の皮膚の調子はいかがでしょうか。
夏の暑い季節は、皮膚のトラブルが出やすい時期です。
もともと皮膚病を患っている犬は、特に症状が悪化しやすいので、気をつけてあげてください。
今回は、犬の皮膚トラブルのひとつ、脱毛についてお話しします。
犬の脱毛が気になりだしたら、もしかすると病気のサインかもしれません。
① 皮膚炎
一番に疑われるのが、皮膚の病気です。
アトピー性皮膚炎、細菌感染による皮膚炎などの場合に、皮膚に脱毛が見られることがあります。
これらの病気の場合は、脱毛の他に、かゆみや赤み、湿疹などがあらわれます。
それぞれの治療法としては、アトピー性皮膚炎の場合はアレルゲン物質を取り除くこと、細菌感染の場合は薬の投与と薬用シャンプーで症状を抑えることがあげられます。
夏の暑い季節に、症状が悪化しやすい病気です。
こまめにシャンプーをしたり、蒸れないように気温や湿度に気をつけたりして、症状を緩和してあげましょう。
② クッシング症候群
クッシング症候群は、副腎皮質ホルモンが異常に多く分泌されることによって起こる病気です。
症状は、脱毛の他に水を多くのみ尿の量が増えるということがあります。
また腹膨れること、異常に食欲が増えるなどがあります。
10%くらいのことで糖尿病を併発することがありますので注意しましょう。
高齢になるとかかりやすい病気で8歳から12歳くらいに発症しやすくなります。
よく見られる犬種はプードルやダックスフントやボクサーやヨークシャテリアなどのテリア種で多く見られます。
原因は、内分泌腺である下垂体から副腎皮質を活性化させるコルチゾールというホルモンが過剰に出ることにより起こります。
治療はとしては、過剰に出る副腎皮質のホルモンを阻害する薬を投与することによりコントロールします。
クッシング症候群は、糖尿病ととても似ていて時間をかけてゆっくり治療することになります。
③ ノミやダニによる感染症
ノミやダニなどの寄生虫に感染した場合も、脱毛が見られます。
皮膚炎と同じで、かゆみや赤み、湿疹も症状としてあらわれます。
ノミによる皮膚炎をノミアレルギー性皮膚炎といいます。
症状としては、耳の後ろや背中から腰に掛けて、また尾から肛門の周りにかけて脱毛や赤い発疹ができます。
2ミリくらいの黒褐色の虫がいればそれがノミになります。
寄生虫に感染しているかどうかは、病院で診察すればすぐにわかります。
自己判断せずに、病院へ連れていきましょう。
治療としては、寄生虫を駆除することになります。
駆除薬や薬用シャンプーを使って、寄生虫を駆除します。
寄生虫の種類によっては、病院での定期的な薬用シャンプーが必要になる場合もあります。
ノミやダニは、春から秋にかけて感染のしやすい季節です。
感染してしまう前に、予防薬でしっかりと予防しておきましょう。
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リンスインなので二度洗いしなくていいのがオススメです。
④ ホルモンの病気
ホルモンの病気の場合も、脱毛が見られることがあります。
主に、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症といった病気の場合によく見られます。
ホルモンの病気が原因の場合は、かゆみや赤みは伴いません。
また、皮膚炎は疾患部分のみの脱毛になりますが、ホルモンの病気の場合は全身に見られます。
全身の毛が薄くなったり、毛が細くなったりします。
治療としては、ホルモンの薬を飲むことです。
定期的に血液検査をして、薬の量を調節していきます。
ホルモンの病気は、完治しにくい病気と言われています。
基本的には、飲み薬で症状をコントロールしていくことになります。
よく様子を見てあげましょう。
⑤ 季節の変わり目
犬は、春と秋に脱毛の季節があります。冬の間に体を温めていた毛が、春には抜けて夏用の毛に生え変わります。そして秋になると、夏用の毛が抜けて、また冬用の暖かい毛に生え変わるのです。
生え変わりの時期は、こまめにブラッシングしてあげましょう。
放っておくと、毛玉になってしまいます。
トリミングに行くなどして、ケアをしてあげてください。
また、このような生え変わりのない犬種もいます。
トイプードル、チワワ、ヨークシャテリア、パピヨンなどがあげられます。
このような犬種が大量に脱毛する場合は、病気が疑われますので注意しましょう。
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脱毛の原因は腸内環境も影響
皮膚のトラブルというのは病気ではなく腸内環境が大きな要因の一つです。
腸内に善玉菌より悪玉菌が多くなった状態をだと免疫力が低下し、皮膚がカサカサしたり、アトピーを起こしたり、毛並みのツヤが無くなったり、脱毛したりします。
餌を食べてもうまく栄養が補給できない状態になっています。
悪玉菌が増える要素としては、食生活や老化が挙げられます。
その腸内環境を整えるために必要なのが「酵素」や「乳酸菌」で善玉菌を活性化させてあげる必要があります。
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■さいごに
犬の脱毛から、病気がわかることもあります。
季節の変わり目の場合もありますが、脱毛の他に異常がないか、よく見てあげましょう。
早めに見つけてあげることが大切です。
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参考記事になります。合わせて御覧ください。
・犬の皮膚病のアトピー性皮膚炎まとめ。原因は?治療は?シャンプーは?
・犬の皮膚病のシャンプーのやり方。愛犬が悲鳴をあげている!知っておかなければいけない4選
・犬の皮膚病4選。膿皮症や脂漏症やアトピー性皮膚炎などに注意です
・犬の膿皮症の原因は何?予防には薬用シャンプーがおすすめです
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