目次
■犬がしっぽを振るサイン
愛犬とのコミュニケーションは取れていますか?
言葉を話せない犬の気持ちを汲み取るのは、飼い主さんであっても、なかなか難しいことですよね。
しかし、犬はいろいろな方法で自分たちの気持ちを表しています。
耳やしっぽ、しぐさや表情などで、喜びや不安な気持ちを表現しているのです。
今回は、犬がよくする行動である「しっぽを振る」というしぐさについて、くわしくお話ししていきます。
●しっぽを振る意味とは?
「しっぽを振る」という動作は、犬には比較的よく見られる行動です。
言葉でコミュニケーションを取ることができない犬たちは、しっぽを振ることで自分たちの気持ちを表しているのです。
しっぽは、自分で自由に動かすことができるので、気持ちを表すのに便利なのですね。
では、この「しっぽを振る」動作には、どのような意味があるのでしょうか。
① 喜び、興奮
大きな振り幅で、ブンブンとしっぽを振っている時は、喜びの気持ちを表しています。
飼い主さんが帰ってきた時や、おやつをもらえる時、遊んでもらう時など、犬が嬉しいと感じた時に見られます。
同時に、「耳が後ろにぺたんと寝ている」こともあります。
喜びの興奮が激しくなると、しっぽの振り幅が大きくなり、全身で気持ちを表します。
② あいさつ
特に意味はなく、あいさつとしてしっぽを振ることもあります。
例えば、飼い主さんが名前を呼んだ時の返事、犬同士が会った時のあいさつ、などです。
振り幅は小さく、数回振る程度で、特に興奮も見られません。
無表情であったり、立ち上がらずに座ったまましっぽを振ることもあります。
③ 警戒、威嚇
しっぽが上向きにぴんっと立ち、小刻みに振るしぐさは、警戒や威嚇の行動です。
知らない人間や他の犬に対して、このようなしぐさをすることがあります。
同時に、「耳をぴんっと立てる」「真っ直ぐ立つ」「表情がこわばる」なども見られます。
犬がこのような行動をとっていたら、近づかないようにしましょう。
④ 服従、甘え
しっぽを低い位置で大きくゆっくりと振る時は、服従や甘えのサインです。
飼い主さんや、大好きな人に対して、よく見られる行動です。
お座りしたまま、床を掃くようにしっぽを振ることはありませんか?
また、飼い主さんに頭をこすりつけて、しっぽをゆっくりと振っていることはありませんか?
「あなたに服従していますよ」「あなたのことが大好きですよ」という気持ちを表しているのですね。
●犬同士のコミュニケーションにもなっている
しっぽを振るのは、人間に対してだけではありません。
犬同士の大切なコミュニケーション方法でもあります。
言葉を話せない犬たちは、お互いのしっぽの動きや表情、耳の位置などで気持ちを伝えあっているのです。
■さいごに
犬は、体のいろいろな部分を使って、自分たちの気持ちを表しています。
しっぽもそのひとつなのです。
私たち人間は、この行動をよく見て、理解してあげることが大切です。
愛犬とコミュニケーションをしっかり取って、お互い楽しく生活していきましょう。
参考記事になります。合わせて御覧ください。
・犬が自分のしっぽを噛む!その原因4つと対処法
・犬がしっぽを追いかけるのはなぜ?9つの原因が考えられます
「愛犬を動物病院に連れていきたいけど費用はどのくらいかかるんだろう?」
「愛犬の病気を治してあげたいけど高額費用を支払う余裕がない…」
という飼い主さんはとても多いです。
動物病院で治療する場合、病気によっては10万円以上かかる場合があります。
動物病院で治療すれば助かった命が年に何件もあります。
お金の問題で愛犬の寿命を縮めないためにも愛犬が元気なうちにペット保険に加入することが大事になります。
でも「ペット保険っていうけど、どういう保険があるの?」という疑問も出てくるかと思います。
ペット保険の加入に迷った場合には、ペット保険の一括資料請求がおすすめです。
複数のペット保険の資料を比較することで「あなたと愛犬にとって一番ベストの保険が分かる」というメリットもあります。
利用は無料です。詳しくはこちらをご覧ください。
>>>ペット保険の一括資料請求を試しに見てみる(無料)<<<