お腹が膨らむ 犬の腹水

犬が腹水になる原因や症状や見分け方を解説します

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犬

■犬の腹水

犬のお腹が膨らんだという経験はありませんか?
最近、ちょっと愛犬が太ったのかしらと様子を見ていてはいけません。
実は、病気の可能性があるのです。
そして、お腹が膨らむ理由の内に「腹水」があります。
お腹に水のようなものがたまるのですね。
今回は、犬の腹水について解説します。
ちなみにこちらも合わせて御覧ください。
犬のお腹が膨らむ。原因として8つの病気が考えられます

■お腹の膨らみと肥満の見分け方

まずは、犬のお腹が膨らむことと肥満の違いについてご説明します。
お腹が膨らむことと肥満の見分け方の一つに、お腹だけが膨らむのか犬全体が大きくなっているのかということがあります。
人間でも一緒ですが、たくさんの食餌をしたり、運動不足になったりすると肥満になりやすくなります。
肥満は、お腹が膨らむ以外にもお尻や背中などが全体的に大きくなるのが肥満です。
なのでお尻や背中も大きくなってたら肥満ですので、食餌を減らしたり、運動をさせたりしましょう。
また一つの目安としては、犬の背中を触って骨に触れることが難しい場合も肥満の可能性が高くなります。
しかし、肥満でもお腹だけが膨らむ場合があります。
それは、内因性肥満といいます。
これは内分泌が多く出た場合に起こります。
主には、副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症になります。
肥満の判別は難しいので動物病院に行って確かめるのが一番早いですね。

●内因性肥満以外の原因

内因性肥満以外の原因では、胃拡張と胃捻転になります。
胃拡張は、胃が大きく膨らむ病気になります。
胃拡張の原因は、食べ過ぎや食べた後にたくさんの水を飲むとなる場合があります。
特にドライフードなど水を吸うことにより大きくなるのも原因の一つです。
この胃拡張から発展したのが胃捻転になります。
胃捻転は、胃拡張になった後に運動などをしたりして胃が捻じれる病気になります。
胃拡張になると、お腹が膨らむのと同時に犬が非常に苦しみだします。
嘔吐をしたりゲップをしたりします。
これが胃捻転になると胃が捻じれているために嘔吐しようとしても出なくなってしまいます。
いずれにしろお腹が大きく膨らむのと同時に苦しむのが特徴になります。

犬の胃拡張、胃捻転の症状や原因や治療法。手術費用についても解説

■腹水について

腹水は、お腹が膨らむのが症状ですが、胃拡張や胃捻転に比べて苦しむそぶりは見せません。
腹水には、二種類あって浸出液と漏出液になります。
簡単に説明しますと、浸出液はお腹の中が炎症を起こしそこから体液が出ることをいいます。
漏出液というのは、血管から水分が出てたまることをいいます。
主な原因としては、血液中のタンパク質の低下になります。
血液の中にある水分はタンパク質であるアルブミンという成分があることによって血液内に止まることができます。
このタンパク質の成分が低下することにより血液中に水分が止まることができなくなりお腹にたまるのです。

●腹水になる原因の病気

① 心不全

心不全とは、厳密には病気ではありませんが、心臓の機能が低下することにより起こる症状になります。
原因は、心臓病により心臓に負担がかかることにより起こります。
他にも、激しい運動をしたり、肥満だったりすることにより心不全になることがあります。
症状としては、呼吸困難や咳があげられます。
他には腹水や食欲不振、元気がなくなるなども起こります。
治療としては、原因となる病気を調べて治療する必要があります。
獣医師に相談しながら治療にあたりましょう。

② フィラリア症

フィラリア症とは、フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫に感染することにより発症する病気になります。
外で飼っている犬の死因トップの病気になります。
原因は、蚊を媒介としてフィラリアに感染することになります。
フィラリアは心臓に寄生しますが、血液の流れを遮断したりと様々な症状を引き起こします。
最終的には命を落とす場合もある怖い病気になります。
症状としては、軽い咳になります。
軽い咳では、判別がつかない場合もありますがフィラリア症になると腹水になることがあるので、お腹が異常に膨れることにより異変に気づくことが多いです。
進行が進むと、食欲低下や元気がなくなったりします。
治療法としては、駆虫薬になりますが、死骸がさらに血液の流れを止めたりとリスクもあるので難しいところになります。
獣医師の指示に従い治療しましょう。
フィラリア症には予防薬のワクチンが確立されています。
外で犬を飼う場合には必ずフィラリアのワクチンを打つことをおすすめします。

③ 特発性リンパ管拡張症

腸のリンパ管が大きくなってたんぱく質の成分であるアルブミンが腸内に漏れてしまう病気になります。
たんぱく質の低下が原因になります。
症状としては、腹水になり下痢をする場合もあります。
対処療法が中心になります。
リンパ管が拡張している時は脂肪を吸収することが難しくなってしまうので低脂肪の食餌に切り替えることも必要になってきます。

④ その他

他にも肝臓で処理されるべき血液が体内に流れて起きる肝性脳症や肺動脈の根元がせまいために起こる肺動脈狭窄症などでも腹水になる場合があります。
また慢性肝炎の場合は、初期の症状があまりなく末期になった時に呼吸困難や腹水になったりすることもあります。

●腹水の見分け方

腹水は、お腹に液体がたまる症状になります。
犬のお腹を手で押してみると、液体が波打つような波動感を感じることができます。
イメージとしては、ビニール袋に水を入れて軽く押してみると感触が分かるのではないかと思います。
他にも、犬を前足を持って立たせてみるとお腹にある液体が下に移動するので膨らむ場所が変わった場合には腹水の可能性が高いです。
全身が肥満で大きくなっていなくてお腹だけが大きくなっている。
そして、触ってみたら液体の様な波動感や立たせてみたらお腹の膨らみが下部に移動しているなどがあれば腹水の可能性が大になります。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
肥満とお腹が膨らむことの違い。
お腹が膨らむことと腹水の違いについて解説してきました。
腹水の主な原因は、いくつかありますが命に関わる病気もあります。
腹水だと判断できた時点で早めに動物病院に行くことをおすすめします。

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