■犬のおしっこが黄色い
犬のおしっこがいつもと違って濃いんだけど何?
ということはありませんか?
普通の健康な犬の尿は薄い黄色になっています。
尿が黄色い、濃いというのは何かの病気になっているかもしれません。
今回は尿が黄色い、濃いということで解説します。
●どうしておしっこは黄色いの?
そもそもおしっこはどうして黄色いのでしょうか?
簡単に説明しますと、元々おしっこは血液になります。
不要になった老廃物や水分が肝臓や腎臓でろ過されることにより黄色いおしっこになります。
それが膀胱で貯められて体外に排出されるのですね。
一般的には、薄い黄色のおしっこですが水分を取りすぎた場合は透明なおしっこに、水分をあまり摂らなかったり、運動などをして体内の水分を消費した時には濃い黄色のおしっこになります。
これらは、よくある話ですが病気になることによりおしっこが濃い黄色になることがあるのです。
●おしっこが濃い黄色になる病気
ここでは、おしっこが濃い黄色になる病気を紹介します。
① 肝臓の病気
肝臓は、体内にある毒物を分解する働きがあります。
有名なのはアルコールですね。
アルコールを分解するのは肝臓で、毒物の一つになっており、肝臓がうまく機能しないと分解するはずの毒物が体に流れることにより様々な症状が出るようになります。
肝臓の病気になると黄疸という白目のところが黄色くなる症状や濃い黄色い尿が出るようになります。
肝臓の病気の場合は、重篤な病気になる場合もあるのでおしっこの色が濃いのが続くならば早めに病院に行きましょう。
② 膀胱炎
腎臓から尿道までの通路が細菌に感染することにより発症する病気が尿路感染症になります。
その代表が膀胱炎になります。
膀胱炎の原因は、尿路が細菌により感染することにより病気になります。
オスよりメスがかかりやすい病気になります。
オスは尿道が細くて長いために細菌が入りずらくなっています。
逆にメスは太くて短いために細菌が入りやすく膀胱炎になりやすいです。
症状は、発熱や食欲不振や元気が無くなったりします。
また多飲多尿になり排尿には痛みを伴うこともあります。
またおしっこをする態勢をとっても出ないこともしばしばあります。
尿の色が濃い黄色になったり、にごったり、血尿が混じったりすることもあります。
治療は、抗生物質の投与になります。
詳しくはこちらもご覧ください。
『犬の頻尿や血尿は膀胱炎の可能性大!症状や原因や治療法を紹介 』
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
犬のおしっこが濃い場合でも、水分の摂取が少ないや運動などをして体内の水分が少なくなったなどで起きる場合もあります。
他にも肝臓や膀胱の病気でも濃いおしっこが出る場合があります。
犬の他の症状と照らし合わせて総合的に判断することが大切です。
そして、病気だと思ったら早めに動物病院に行くことをおすすめします。
参考記事になります。合わせて御覧ください。
⇒犬の頻尿や血尿は膀胱炎の可能性大!症状や原因や治療法を紹介
⇒犬の尿(おしっこ)から分かる病気5選。色が濃い薄いや血が混ざるなどを解説
⇒犬の尿や便の採集のやり方。動物病院に行く時は尿や便を持参しましょう
⇒犬の尿(おしっこ)から分かる病気。自宅で簡単に尿検査をするのに便利な尿比重計を紹介
「愛犬を動物病院に連れていきたいけど費用はどのくらいかかるんだろう?」
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