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【動物愛護週間100周年】愛犬の介護、最大の負担は「精神的ストレス」約57.7%/働き方の変更・離職等を約4.5割が経験・検討

ペット保険比較サイト「ペット保険STATION」を運営する株式会社エレメントは、動物愛護週間100周年を迎えた9月15日、全国の犬飼育者130名を対象とした「犬の認知症と飼い主の介護負担に関する実態調査」を公表した。調査の結果、介護における最大の負担が「精神的ストレス・メンタルの悪化」であることが統計的に示された。犬の高齢化が社会全体で進行する一方、飼い主側の認知症に関する知識と事前準備には依然と…

更新 2026年9月15日

【動物愛護週間100周年】愛犬の介護、最大の負担は「精神的ストレス」約57.7%/働き方の変更・離職等を約4.5割が経験・検討

ペット保険比較サイト「ペット保険STATION」を運営する株式会社エレメントは、動物愛護週間100周年を迎えた9月15日、全国の犬飼育者130名を対象とした「犬の認知症と飼い主の介護負担に関する実態調査」を公表した。調査の結果、介護における最大の負担が「精神的ストレス・メンタルの悪化」であることが統計的に示された。犬の高齢化が社会全体で進行する一方、飼い主側の認知症に関する知識と事前準備には依然として大きな不足がある実態が浮かび上がった。介護負担の増大が饲料主の精神的健康、就労継続、経済面に広く波及することが、本調査の数値から具体的に裏付けられた。

介護負担の構造

介護で最も重い負担として挙げられたのは「精神的ストレス・メンタルの悪化」で約57.7%、最多。次点は「睡眠不足・体力面の疲弊」が約48.5%、続いて「経済的負担」が約18.5%、「仕事・日常の制約」が約12.3%と続く。身体面より精神面の比重が明確に高く、饲料主のメンタルヘルスケアが看過できない課題と推測される。複数回答形式のため合計は100%を超えるが、いずれの項目も無視できない割合で挙げられており、介護が複合的な負荷である点が統計上示されている。

仕事面への波及も顕著である。介護が必要になった場合の働き方について、以下の回答が得られた。

  • 有給休暇・残業削減で対応(対応したい):20.0%
  • 在宅勤務・時短勤務への切替:約15.4%
  • 休職・離職・転職の検討・実行:約9.2%

これらを合算すると、介護に伴う労働環境の調整経験または検討意向は約4.5割に達する。就労継続が困難となる層が一定数存在することが統計から示唆され、介護と職業生活を同時に維持することの困難さが裏付けられた。離職・転職の検討層が約9.2%存在する点は、介護が家庭だけでなくキャリアそのものへ波及するリスクを示す数値である。

経済面に目を向けると、月々の介護費用は「1万円未満」が半数超を占める。

  • 月5,000円未満:約26.9%
  • 月1万円〜2万円未満:約15.4%
  • 月2万円〜3万円未満:約8.5%

月単位の支出は少額に映るが、介護は長期化することが多く、累積総額は看過できない水準となる。経済的負担の主因は月額固定費ではなく、介護期間の長期化と突発的な医療費に集中している可能性が推測される。

認知症の認知度と飼育犬の年齢構成

犬の認知症に関する饲料主の理解度は低い水準にとどまる。

  • 「症状やリスクまで詳しく知っていた」:約36.9%
  • 「名前程度は知っていたが具体的な症状までは知らなかった」:約40.8%
  • 「知らなかった」:約22.3%

具体的症状を把握していない層は合計約63.1%にのぼる。認知症は饲料主の日々の観察力が介護の質に直結する領域であり、この知識ギャップは介護負担増および早期対応の遅れに直結する可能性が高い。シニア期に入る前の段階で基礎知識を習得しておくことが、統計上もっとも有効な負担軽減策と推測される。

飼育犬の年齢構成は以下の通り。

  • 0〜3歳:約20.6%
  • 4〜6歳:約32.1%
  • 7〜9歳:約20.6%
  • 10〜12歳:約27.5%
  • 13歳以上:約19.8%

10歳以上のシニア犬が全体の約47.3%を占め、認知症発症リスク層が相当数存在することがうかがえる。13歳以上の犬が全体の約19.8%含まれる点は、すでに介護発生の可能性が現実化している饲料主層が一定数存在することを示す数値である。4〜6歳の壮年群が約32.1%と最多である点は、5〜10年後に介護発生リスク層へ移行する予備軍として位置付けられる。

ペット保険の加入状況は約59.5%が「加入している」、約40.5%が「加入していない」と回答した。介護発生時の経済的支えとして機能しうる一方、未加入層は依然として4割超にのぼり、介護発生時に経済的困難を抱える確率が相対的に高い。

推奨される事前準備

調査では「行って良かった・行っておけばよかった備え」として以下の項目が上位に挙がった。

  • ペット保険への加入:約46.2%(最多)
  • かかりつけ医・動物病院との関係構築:約36.2%
  • 介護費用のための貯蓄:約26.2%

事前準備の比重が高くなる傾向が統計上示されている。動物愛護週間100周年という節目を契機として、愛犬がシニア期に入る前の段階で、かかりつけ医との関係構築と費用確保の両軸から整えることが、介護負担軽減に直結する基本施策と推測される。準備完了群と未着手群の間では、介護負担の感じ方に差異が生じる確率が高い。愛犬のシニア期を視野に入れた早期の情報収集と、定期的な健康チェックの継続が、饲料主と愛犬双方の生活の質維持に直結する。

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