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Three Dogs Snapped at Nothing and Stared into Space, and Brain Recordings Pointed to Seizures Instead of

Medical Dailyによると、空中を噛む、何もない場所を凝視する、口を反復的に動かす、片側だけよだれが出る――このような行動を示した3頭の犬で、脳波記録からてんかん性活動が確認された。いずれも全身けいれんはなく、不安や問題行動として扱われやすい症状だった。犬の発作評価では、行動の記録と神経学的検査を分けて確認する必要がある。…

更新 2026年9月2日

Three Dogs Snapped at Nothing and Stared into Space, and Brain Recordings Pointed to Seizures Instead of

「見えないもの」への反応が続く場合

報告されたのは、2歳のボーダー・テリア、1歳のプードル系ミックス、4歳の雑種犬。症状には共通点があった。

  • 何かを追うように頭を急に振る
  • 空中を噛む
  • 何もない場所を見つめる
  • 一時的に反応が乏しくなる
  • 唇をなめる
  • 口を反復的に動かす
  • 不安が強くなり、飼い主への執着が増える
  • 透明なよだれが口の片側だけに出る

発作は数分続いた。テリアとプードル系ミックスでは、ほぼ毎日発生。雑種犬では1〜2週間に1回だった。発作中に声かけや注意を向ける操作で中断できず、発作前の明確な兆候も、発作後の眠気も確認されなかった。

3頭とも、一般的な診察と神経学的検査では異常がなかった。血液検査、脳脊髄液検査も正常。脳MRIでも異常所見は確認されなかった。

EEGで確認された電気的異常

異常が見つかったのは、脳波検査(EEG)だった。3頭は電極装着時のみ鎮静薬を使用し、無線式のEEGを1.5〜4時間装着した。記録は獣医神経科医が確認し、別の医師が情報を伏せた状態で再解析した。

その結果、3頭すべてで、発作と発作の間に現れるてんかん性放電が確認された。これは、行動だけでは判断しにくい焦点性発作の可能性を示す所見である。

放電の位置は、テリアで両側の側頭葉と右頭頂部、プードル系ミックスで左側頭葉、雑種犬で左頭頂部を示した。報告では、恐怖や混乱、口の反復運動、自律神経症状を伴う発作と側頭葉の関与が関連する可能性に言及している。

ただし、犬の脳波による部位特定には限界がある。犬では、人の検査で使われる標準化された電極配置が確立していない。頭蓋骨の形や筋肉の厚さも犬種で異なるため、発作部位の推定は確定診断ではない。

自己免疫性脳炎に関連する神経抗体の血液検査は、3頭すべて陰性だった。自己免疫性の過程を完全に否定する結果ではないが、その可能性は低下したと報告されている。

飼い主が準備すべき記録と確認事項

今回の報告が示すのは、けいれんがないことだけで、てんかんを除外できないという点だ。特に、同じ動作を反復し、発作中に注意を向けても反応が変わらない場合は、行動上の問題だけで説明しにくい。

受診前には、次の項目を記録すると評価の精度が上がる可能性がある。

  • 発生日時と1回あたりの持続時間
  • 発生頻度と、頻度が変化した時期
  • 発作中の目線、口の動き、頭部の動き
  • よだれの有無と左右差
  • 声かけや接触への反応
  • 発作前後の意識状態
  • 動画記録
  • 服薬、既往歴、最近の環境変化

動画は、発作の開始から終了までを撮影できると有用と推測される。ただし、撮影のために犬へ接近したり、口元へ手を入れたりすることは避ける必要がある。発作が長引く、短時間に繰り返す、呼吸状態が変化する場合は、通常の経過観察ではなく、受診条件を獣医師へ確認することが推奨される。

3頭はいずれもフェノバルビタールの投与を開始し、症状が改善した。テリアでは4か月後に発作が完全に止まり、雑種犬も発作消失が確認され、電話による3か月後の確認時点で維持されていた。プードル系ミックスは例外だった。薬剤への反応だけで診断を確定することはできないが、臨床経過を判断する材料にはなる。

今回の症例数は3頭であり、犬全体の発生率や、すべての類似行動がてんかんに由来することを示すものではない。不安、痛み、感覚器の異常など、別の原因も鑑別対象になる。行動の名称ではなく、発作の時間経過と反応性を記録することが重要である。

推奨される検査項目は、一般身体検査、神経学的検査、血液検査、必要に応じた脳脊髄液検査、脳MRI、脳波検査(EEG)。症状の動画と発生記録を持参し、検査の順序と専門診療の必要性を確認することが望ましい。

SEOタイトル: 空中を噛む犬、脳波で判明した焦点性発作

メタディスクリプション: けいれんがないのに空中を噛む、凝視する犬の症例を解説。脳波で確認された発作と、受診前に記録すべき症状を整理します。

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