歩き方がおかしい

犬が足を引きずる!歩き方がおかしい場合に疑うこと7選

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犬

■犬の歩き方がおかしい

犬の歩き方がおかしいんだけど何の病気が考えられるのかな?
犬が足を引きずっているけど大丈夫?
その様な事を思ったことはありませんか?
歩き方がおかしいには必ず分けがあります。
今回は、犬が足を引きずる時に考えられる病気についてあなたに解説します。

■歩き方がおかしい場合にまずすること

犬の歩き方がおかしい場合にまず確認することは、足の外傷です。
散歩の時に足に何かが刺さっていたりしていませんか?
熱い時はアスファルトで足の裏をやけどする場合もあります。
足の裏をよく確認してみましょう。
また指の間にマダニが感染していることがありますので指の間を調べることも大切です。
外傷がなくて、足を引きずっている場合には関節の病気が疑われます。

●足を引きずる場合の病気

・骨折

犬

まず一番初めに考えられるのは骨折です。
特に小さい犬は高いところから降りただけでも骨折することがあります。
また室内犬の場合にはフローリングで滑ったり、階段で降りたりすることで骨折することもあります。
特に肥満の犬は気を付けなければいけません。
他にも、粗悪な食餌で栄養が不足していると骨折しやすくなりますし、ホルモンバランスの以上でも骨折しやすくなります。
ドッグレースに出る様な競技をする犬は疲労骨折する場合もあるので注意が必要です。
症状としては、骨には神経が通っているので骨折をすると痛がります。
また骨折した足をかばうように残りの3本で歩くようになります。
ひどい骨折の場合には骨が皮膚を突き破ったり、それで内臓を傷つけたりすることもあります。
治療は、主にギブスの着用になります。
複雑骨折の場合には手術をすることになります。

・脱臼

脱臼とは、関節の骨と骨がずれてしまう状態をいいます。
完全に骨がずれると完全脱臼や脱臼と呼び、部分的に骨が外れると亜脱臼といいます。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨とは、膝のお皿になります。
この膝のお皿がずれることにより膝蓋骨脱臼になります。
原因としては、外傷の他に生まれつき外れやすいということがあります。
症状としては、痛みがなくそのまま治ってしまう場合もあります。
症状が重くなると痛みや腫れるようになります。
また膝から下が内や外に曲がってしまうこともあります。
治療方法ですが、軽い亜脱臼ならそのまま様子を見ることになります。
脱臼ならば手術が必要になります。
また遺伝の場合による亜脱臼でも早めに手術するといいでしょう。
繰り返し亜脱臼を起こしてしまうことが考えられます。

犬の膝蓋骨脱臼の原因や症状や治療。手術するメリットデメリットとは?

股関節脱臼

股関節脱臼とは、骨盤と足の付け根がずれてしまう症状をいいます。
原因は、外傷や先天的な要因になります。
症状としては、突然現れることが多いです。
痛みを伴うために、足をあげてあるいたり、足を引きずったりして歩きます。
治療方法としては、麻酔をかけて骨盤と足の付け根が正常な位置になるように骨を戻します。
それでも治らなければ手術になります。

・股関節形成不全

先天的な要因により股関節を形成する骨が発達していない病気をいいます。
ラブラドール・レトリバーやセント・バーナードやシェパードなどの大型犬に多く見られます。
子犬の時にはあまり異常が見られません。
成長するにしたがって骨と筋肉のバランスがずれてきて股関節が変形してきます。
生後5ヶ月前後くらいから運動を嫌がったり、直ぐに座り込むなどの運動障害見られるようになります。
そしてその内に脱臼や亜脱臼を引きを起こすことになります。
治療法としては、状態が軽いならば痛み止めを用いたりして症状を改善させたりしますが、状態が重ければ手術になります。

・膝の前十字靱帯断裂

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膝の靱帯が切れる病気になります。
加齢により靱帯が弱っていたり、肥満により足に負担がかかっていたりすると切れやすくなります。
また膝蓋骨脱臼が原因で靱帯が切れたり、クッシング症候群によりホルモンの分泌が原因で靱帯が切れるなどすることがあります。
靱帯が切れると足を引きずったり、あげたままにすることになります。
痛みも伴うので痛がります。
この状態を放置すると関節炎になることがあるので早急の手術が必要になります。
靱帯の移植をすることになります。

・関節炎

関節が炎症する病気になります。
原因としては、加齢での関節の衰え、肥満による足への負担、運動不足による足の筋肉の衰えにより間接に負担がかかり炎症を起こします。
他にも外傷により関節炎になる場合もあります。
症状は、痛みがあるので歩かなくなります。
歩くときは足を引きずり、触られることを嫌がります。
根本的な治療はありませんので痛みを薬により抑えて、できるだけ進行を遅らせることになります。

・レッグ・ペルテス

レッグ・ペルテスとは、大腿骨頭に血液が流れなくなり不足し骨頭が壊死してしまう病気になります。
血液が流れなくなる原因には栄養不足やホルモンの影響や先天的な要因などが考えられますが、詳しくは分かっていません。
生後半年くらいの小型の幼犬に多く見られる病気になります。
痛みが伴うので足をあげたり、引きずったりして歩くようになります。
軽い症状ならば運動を控えて安静にして回復を待ちます。
症状が重ければ手術になります。

・その他

その他にも骨の腫瘍や椎間板ヘルニアの時にも足を引きずったりというのは見られます。

犬の椎間板ヘルニアの症状や原因や治療法を解説。手術費用はどのくらい?

詳しくは獣医師に調べてもらいましょう。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
犬が足を引きずるのには必ず理由があります。
また中には、我慢をして足を引きずらない犬もいますので様子をよく観察することが大切です。
触られたら嫌がる、震えているなどの症状があるならば我慢している可能性もありますね。
悪化すると手術になってしまう場合が多いのでできるだけ早めに治療することが大切です。
また足の病気は肥満が原因の場合も多いです。
犬の体重管理にはくれぐれも注意したいところです。





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