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犬の血尿の原因は何?考えられる病気4選

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犬

■犬の血尿

朝起きたら犬が寝ているシーツが真っ赤に染まっていたという事はありませんか?
それは犬の血尿によるものです。
犬が尿をしたら赤っぽい、または茶色っぽい場合は血尿の可能性が高いです。
今回は、血尿が出た時どの様な病気が考えられるか解説します。

●血尿が出た時の病気の可能性

血尿が出た時の病気の可能性を解説します。

① 膀胱炎

血尿の原因は泌尿器系の病気に多く見られます。
その泌尿器系の病気で多いのが膀胱炎になります。
膀胱が炎症するのが膀胱炎です。

・原因

大腸菌などの細菌が膀胱に入って炎症を起こすことが多いです。
その他にも、膀胱結石、腫瘍、外傷などでもなる場合があります。

・症状

症状としては、頻尿や尿をする時に痛がるや尿をしようとするけど中々出なかったりします。
また尿の色が濃くなったり、にごりや血が混じっている場合があります。
発熱したり、食欲不振になったりもします。

・治療方法

細菌が原因の場合には、抗生物質を投与します。
抗生物質を投与しても尿路で細菌が生き続けることが多いので、長期治療になる場合もあります。
膀胱結石や腫瘍ならば、その病気に適した手術をします。

詳しくはこちらでも解説しています。
犬の頻尿や血尿は膀胱炎の可能性大!症状や原因や治療法を紹介

② 尿路結石症

尿路に結石ができることを尿路結石症といいます。
尿からキラキラしたものが出た時には注意が必要です。

・原因

尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)で詰まる結石の原因は、ミネラルとタンパク質が固まるのが原因です。
原因としては、尿路に小さな石が詰まって起こります。
小さな石、結石ができるには様々な原因がありますが、その一つに細菌があります。
細菌が原因で石が詰まります。
他にも食生活や水分の摂取でも起こります。
食餌でミネラルを多めにとったり、水分の摂取が少ない場合に濃縮され結石になる場合もあります。

・症状

これは結石ができた場所により症状が違います。

①尿道結石、尿管結石

尿道や尿管の結石は、結石が壁を傷つけるのでとても痛がります。
他には、血尿や尿が出にくくなるや嘔吐や食欲不振や急性腎不全になることがあります。
手遅れになると慢性腎不全になり、死亡するケースもあります。

②腎臓結石

腎臓の結石の場合は、症状がないことが多いです。
または血尿が出る場合もあります。
しかし、それが進行すると腎不全になる場合があります。

③膀胱結石

膀胱に結石が詰まった場合には、血尿や頻尿になります。
しかし、頻尿になりますが、尿が出ないために度々排尿の姿勢を取ります。

・治療方法

治療方法としては、手術があります。
手術をして結石を取り除くことが多いです。
もしくは、食事療法で治療する場合もあります。
結石の進行具合や場所にもよるので獣医師に相談しましょう。

③ 前立腺炎

前立腺が炎症を起こす病気になります。
急性と慢性の前立腺炎があります。

・原因

膀胱や尿道の細菌感染から前立腺に感染するのが主な原因になります。

・症状

急性の前立腺炎は、発熱や嘔吐や便秘や尿が出にくくなる場合があります。
痛みを伴うこともあります。
さらに進行すると尿がにごったり、血尿が出たりすることもあります。
慢性の前立腺炎は、症状が見られない場合が多いです。

・治療方法

治療法としては、抗生物質の投与になります。
前立腺炎から膀胱炎に発展することもあるので早期治療しましょう。

④ 腫瘍

その他には、血尿の原因として腫瘍が考えられます。
膀胱がんや直腸がんや子宮がんなどに腫瘍が出た場合に血尿が出ます。
他には、血便や膣からのおりものが出るようになります。
他にも下痢や嘔吐や元気が無くなったりすることが多いです。
治療方法としては、手術が考えられます。
進行具合によるので獣医師に相談しましょう。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
尿から赤いものや茶色いものが出た時には血尿が考えられます。
血尿が出た場合の代表的な病気4つを紹介しました。
血尿が出た場合に重大な病気に繋がる場合があります。
特に細菌が腎臓まで広がるととても厄介になります。
血尿が出た場合には速やかに動物病院に行くことをおすすめします。

参考記事になります。合わせて御覧ください。

犬の頻尿や血尿は膀胱炎の可能性大!症状や原因や治療法を紹介

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